<イベント報告>「2025年度高校生国際協力実体験プログラム」を実施しました!
2025.08.25
全員での記念撮影
7月24日(木)と25日(金)の2日間にわたり、JICA九州で「高校生国際協力実体験プログラム」を実施し、九州各県から27名の高校生と7名の教員が参加しました。このプログラムは、高校生が国際協力の現状や世界とのつながりについて理解を深めることを目的としています。
プログラムでは模擬国際協力体験を中心に、参加高校生が「アフリカのある村に派遣されたJICA海外協力隊員」になったという設定で、活動計画づくりに取り組みました。“役場”“農場”“市場”“学校”“病院”の写真を見ながら国際協力推進員扮する現地住民に聞き取りを行い、村の課題や強みを把握。そのうえで、コミュニティ開発の視点から課題解決に向けたアクションプランを作成しました。途中、派遣経験のあるJICA九州職員の話を聞くことで、より実践的で具体的なアイデアに展開していく様子が見られました。
国際協力模擬体験アクティビティの様子
村長に対して熱心にヒアリングする高校生
また、今年はTICAD 9※の開催年となります。それにちなみ、JICA長期研修員(以下、研修員)との交流は「日本・アフリカユースキャンプ」としてアフリカ出身の研修員との交流となりました。
当日参加したのは、九州各県の大学院で学ぶコンゴ民主共和国、ガボン、ケニア、リベリア、モザンビーク、ナイジェリアからの研修員9名。高校生は、英語を使った自己紹介やインタビューに積極的に取り組みました。参加高校生からは、「研修員の皆さんがとてもフレンドリーで会話が楽しかった」「十分に研修員の方々の話を聞き取れた訳ではないが、コミュニケーションがとれたことがとても嬉しかった」「私たちの調査、会話にとても興味を持ってくれて会話が楽しくスムーズに進んだ」という感想がありました。
JICA研修員へのインタビュー
JICA研修員の紹介
プログラム最後となるグループ発表では、研修員やJICA九州職員を前に、緊張した様子を見せながらも、アクションプランを堂々と発表する生徒たちの姿が印象的でした。発表後は質疑応答に加え、研修員や職員からアドバイスやコメントを受け、気付きや学びが深まったようでした。参加高校生からは、「自分たちの意見を時間内でアピールすることができたと思う。貴重な経験になった」「研修員のアドバイスがとても的確だった」「他のチームの発表を聞き、視野を広くすることが大事だと思った。また他チームの発表を聞くことで自分の考えを深めることができたと思う」といったコメントがありました。
グループ発表
発表後の振り返り
2日間を通しての全体振り返りでは、「問題点を1つの視点からではなく、様々な視点から見ることによって見え方が変わり自分自身の考えを深めることができた」「他の学校の人とかかわりながら実際にある課題について真剣に話すことが出来て、新しい発見ができた。もっと学ばないといけないと思った」「普段は考えない分野を深く考える経験が自分の幅を広げてくれた」などの声があり、参加高校生には充実した2日間であったことが伺えました。
2026年度の高校生国際協力実体験プログラムの募集は、2026年4月上旬から開始します。詳細はHPをご覧ください。JICA九州では児童生徒に世界の課題や多様性を考える機会を提供する開発教育支援事業を行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
※第9回アフリカ開発会議(TICAD9):アフリカの開発をテーマとする国際会議で、第9回は2025年8月20日~22日に横浜で開催されます。1993年以来、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催しています。
特定非営利活動法人 九州海外協力協会
電話:093-671-8678
メール:kaihatsukyoiku@npo-kyushu.or.jp
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