<開催報告>「海外展開セミナーin大分~海外展開と人材確保~」を開催しました。
2025.08.29
2025年7月8日、JICA九州は、大分銀行、立命館アジア太平洋大学、JETRO大分と共催で「海外展開セミナーin大分~海外展開と人材確保~」を大分市の大分銀行 宗麟館で実施しました。
第1部では、「近年の働き手不足に対応するための外国人材の受け入れと活躍」をテーマに、各機関からプレゼンを行いました。NPO法人大学コンソーシアムおおいたは、留学生支援に特化した事業を行っており、留学生の県内定着に向けた取組みについて紹介されました。立命館アジア太平洋大学は、国際学生の就職の現状や彼らがどういった課題を持っているか、また大学として行っている支援について発表され、両者の発表によって、地域における外国人材の活躍を促進するための支援の重要性が共有されました。
続いて、JICA九州からは、外国人材の受け入れや多文化共生に関する取り組みに関して、JETRO大分からは、高度外国人材の活用・定着に向けた心構えや具体的な活用事例などを紹介しました。それぞれの講演を通じて、外国人材の受け入れに関する現状や課題、そして支援の方向性について理解を深める機会となりました。
第2部は「開発途上国における社会課題解決ビジネスの展開方法とは」というテーマで、JICAの中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)を活用し、海外展開を目指している株式会社鳥繁産業の村谷忠輝 常務取締役、株式会社T-PLANの寺下満 代表取締役社長をパネリストとして迎えました。モデレーターは株式会社OMOYAの猪熊 真理子 代表取締役に努めて頂きました。寺下社長からは「スリランカ事業もパラオ事業も人と人との繋がりではじまっている。」、村谷常務からは「渡航前は調査内容に関して仮説を立てるが、実際に渡航をするとその仮説が覆る事があった。現地に実際に渡航する大切さを感じた。」とコメントがありました。
参加者からは、「海外展開にあたり、JICAの事業だけでなく、その他の支援機関の制度を利用したことはあるか」といった具体的な質問がパネリストに向けられるなど、活発な意見交換が行われました。こうしたやり取りを通じて、参加者にとっても海外展開に関する理解を深める有意義な時間となりました。
第2部終了後には、参加者同士による意見交換会が行われました。
JICA Bizの活用を検討している企業が、パネリストと直接情報交換を行う場面もあり、実際に海外展開を目指す企業にとって、具体的なアドバイスを得られる貴重な機会となりました。
開催概要
日時:2025年7月8日(火)15:30~18:30
場所:大分銀行 宗麟館(大分市東大道1丁目9番1号)
共催:JICA九州、大分銀行、立命館アジア太平洋大学、JETRO大分
後援:大分県、大分市、中小企業基盤整備機構 九州本部
scroll