【イベント報告・福岡】チョコレートを通してアフリカと日本とのつながりを考えるイベントを開催しました
2025.09.08
8月23日、福岡市内にて「アフリカ×カカオ」をテーマとしたイベントが開催されました。本イベントはTICAD9(アフリカ開発会議)の開催にちなんで、アフリカとの繋がりを感じてもらう為に行われたイベントでした。
午前の部では、講師の牛嶋麻里子氏による「親子チョコ作り体験」と子供でも分かるカカオについてのお話がありました。5組の親子が参加し、実際にすり鉢を使ってカカオ豆からチョコレートを作ったり、カカオポッド(実)を触ってみたり、カカオの木を見たり、普段はできない貴重な体験に子供も大人も楽しんでいる様子でした。TICAD9の開催に関連したイベントということで、カカオが生産されている国や、チョコレートの価格高騰についても説明いただき、チョコレートを通じて楽しく学ぶことができるイベントでした。
チョコづくりの様子↑
午後の部では、アフリカ産カカオのリアルを知る講話&テイスティングとして、日本ビーントゥバー協会理事の中野由香理氏、チョコロンブス代表の得居裕江氏に登壇いただきました。アフリカのプレミアムカカオの現状、カカオの生産現場とチョコづくりのリアルについて、現地を訪れた時の写真とともに説明いただきました。アフリカのカカオ農園が今どのような状況にあるのか、どのような取り組みをしているのか、まさにカカオのリアルを知ることができる講話でした。また、アフリカのカカオ豆(ガーナ・カメルーン・タンザニア)とチョコレート(ガーナ・タンザニア・カメルーン・ウガンダ)をテイスティングする体験では、原産国によって全く異なる風味に驚きの声が上がっていました。
講話の様子↑
テイスティングの様子↑
〈開催概要〉
■日時:2025年8月23日(土) 10:00~12:00、14:00~16:00
■場所:ウィズスクエア福岡(福岡県福岡市中央区大名1-3-7 サウスステージ1 3F)
執筆:JICA九州インターン 中村
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