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【長崎】グアテマラから平和を願って

2025.11.10

2023年度3次隊として、中米・グアテマラでソフトボール隊員として活動されている兼子晃治隊員(長崎市出身)が、現地の日本文化紹介イベントで平和についての講演や原爆展を実施されました。兼子隊員からコメントが届きましたのでご紹介します!是非ご覧ください。


こんにちは。
グアテマラ・ウエウエテナンゴ県でソフトボールを指導している、JICAボランティアの兼子晃治です。
10月30日の「世界ウチナーンチュの日」にあわせて、ウエウエテナンゴでは「日本とグアテマラ外交関係樹立90周年」を記念し、第25回日本文化紹介週間(XXV Semana Cultural del Japón)および第15回沖縄祭(XV Festival Okinawense)が10月29日と30日の2日間にわたって開催されました。
主催は、糸東会空手道場(グアテマラ沖縄県人会本部・うちなー文化センター)。
代表のホルヘ・エレーラ(Jorge Herrera)さんを中心に、盆栽展示、浴衣体験、日本の遊び(駒・けん玉)などの体験ブースや、空手道場の生徒による発表会が行われ、2日間で約250名が来場しました。

原爆展のパネルを見つめる参加者

発表会では、JICAボランティアによる「ラジオ体操」を実施し、来場者全員で体を動かしました。
私も生徒たちと一緒にエイサーを踊り、グアテマラの子どもたちと楽しく有意義な時間を過ごしました。
私は運営補佐として参加し、出身地・長崎県を紹介するため「原爆展(パネル展示・プレゼンテーション・メッセージカード)」を実施しました。
パネル展示では子どもから大人まで真剣に見てくれ、特に「復興」について多くの質問や意見が寄せられました。

講演をする兼子隊員「あなたにとって平和とは何ですか?」

プレゼンテーションでは「¿Qué es la paz para ti?(あなたにとって平和とは?)」をテーマに、原爆を乗り越え平和都市となった長崎の姿や、私自身の平和学習の経験を紹介しました。最後に、来場者の皆さんにも「あなたにとって平和とは?」を書いてもらい、互いに平和について考える貴重な時間となりました。

ホルヘ・エレーラさんは次のように話しています。
「日本文化のさらなる普及を目指し、ウエウエテナンゴで開催された25周年記念日本文化紹介・沖縄祭は、多くのご来場をいただき、大盛況のうちに幕を閉じました。
兼子さんをはじめとするボランティアの皆様のご協力なくしては、この成功はあり得ませんでした。また、終戦80周年という節目の年に、20年ぶりにウエウエテナンゴで原爆展を開催できたことを大変嬉しく思います。」
今回のイベントを通して、日本とグアテマラの友情と平和への思いが、さらに深まったと感じました。

兼子 晃治(長崎市出身)

平和のメッセージカードを書く参加者


グアテマラから平和を願って

グアテマラから平和な世界を願い、そしてお互いの平和への想いを知る素敵な機会を作ってくださったことに感謝します。
残りの活動期間、そして帰国後もグアテマラと長崎の架け橋になっていただけたら嬉しいです!

(JICAデスク長崎 小田)

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