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先生たちがともに学んだ2日間

2026.02.13

2026年1月31日(土)と2月1日(日)の2日間にわたり、JICA九州センターにて、学びあいネットワーク研修を開催しました。本研修は、教師海外研修参加者による授業実践の報告や開発教育の専門家によるワークショップを通して、開発教育/国際理解教育の理論・手法を相互に学びあうことを目的としており、九州各県から26人の教員・教育関係者等が参加しました。

1日目の授業実践報告会では、教師海外研修に参加した教員がベトナム研修で学んだことを活かし、さまざまな工夫を凝らした授業実践内容や、生徒の変化などを発表しました。その中で、写真やクイズを活用したもの、調理実習、地域に住むベトナム出身者から話を聞く体験、ディスカッションやディベートなど、多様な授業が紹介されました。こうした教員の熱意と実践により、それまで受動的だった児童の学習姿勢が、海外研修後の授業では「聞きたいことがある」「伝えたいことがある」という主体的な姿勢へと変化したことなどが報告されました。

2日目の研修では、NPO法人NIED・国際理解教育センター代表理事の伊沢令子さんを講師に迎え、開発教育/国際理解教育の目的・内容・手法について理解を深めました。
冒頭で伊沢講師は、「開発教育/国際理解教育が目指す『より良い社会を創る』ためには、他人ごとにせず関わる力を育てることが重要であり、そのためのスキルは実践を重ねてこそ身に付く」と語られました。「より良い社会」をどのように実現していくのか、グループワークを中心に、マトリックス表、派生図、ランキング、二次元軸法などのツールを用い、段階をおって考察、開発教育/国際理解教育に適したアプローチを体験的に学びました。 4時間にわたるワークショップでしたが、参加者は最後まで活発に意見を交わしていました。
今回の研修は2つ目的があり、1つは参加者同士で開発教育の意義や可能性を共有すること。もう1つは、参加者それぞれが職場や周囲に理解を促し、実践へつなげていく方法を考えることでした。参加教師にとって、今後学校での実践を広げていくうえで、多くのヒントが得られる研修となりました。

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