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【報告】JICA九州「企業共創ミートアップ」を開催しました!

2026.03.11

2026年2月5日および6日の2日間、JICA九州主催の「企業共創ミートアップ」を開催しました。JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)に関わる九州内の企業の皆様に加え、支援機関(※1)や地域金融機関(※2)から総勢61名にご参加いただきました。
※1:国連ハビタット福岡本部、外務省、経済産業省九州経済産業局、中小企業基盤整備機構九州本部、工業所有権情報・研修館 知財活用支援センター(INPIT)、福岡市、日本貿易保険(NEXI)
※2:JICAと業務連携・協力の覚書を締結いただいている福岡銀行、肥後銀行、熊本銀行、山口フィナンシャルグループ


中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)とは?
本事業は、開発途上国の課題解決に貢献する日本の民間企業等のビジネスづくりを支援するものです。本イベントは九州センター独自の取り組みであり、本事業に関わりのある企業様が一堂に会し、ビジネス展開の計画づくりからJICA事業後の本格的なビジネス展開まで、幅広く議論をする機会を提供することを目的としています。また、このような場を通じて開発途上国でのビジネス展開を目指す企業間のネットワーク構築を促し、JICA九州発の“SDGsビジネス共創プラットフォーム”形成を目指しています。

■1日目

前半は、各支援機関からご登壇いただき、日本企業の海外展開を支える政策・施策・取組み等が共有されました。外務省様より「日本企業の海外展開と外務省の役割」、九州経済産業局様より「国際化を通じた企業競争力の強化にむけて」、NEXI様より「海外展開に関わるリスク管理・保険制度」と題してご講演いただき、さらに、JICA経済開発部から「日本人材開発センター事業」をご紹介しました。企業様が各種の支援・制度をシーンや目的に応じて活用することで、より円滑な事業活動につなげていだけることを期待しています。

後半は、「海外ビジネスの現場から見える課題・教訓」をテーマとして、JICAインドネシア・ベトナム・モンゴル各事務所の現地職員(ナショナル・スタッフ)による発表に続けて、三つの課題「進出先の多様性」「現地に適した価格設定」「現地パートナーの確保」を題材として、グループディスカッションをしていただきました。各グループ内で、JICA Bizや海外進出の実体験に基づく苦労や対応策が共有され、特にこれから海外を目指す方々にとって、現場のリアリティを伴った具体的・実用的なヒントが得られる機会になったと感じています。

■2日目

前半は、INPIT様より「海外ビジネス成功の鍵は知財戦略!リスク回避と攻めの活用法」を講義いただいた後、ケーススタディーを通じて理解を深めていただきました。知的財産侵害の実例や動向を通じて、あらためて知財に関するリスクマネジメントを見直す機会になりました。営業活動とのバランスも考慮しながら、各社の事業戦略に応じた適切な対応策の検討に役立てていただくことを願っています。

後半は、「自社の商品・サービスが、どのように現地の社会課題解決やSDGsに貢献できるか」というテーマでグループディスカッションをしていただきました。JICA Bizでは、「社会的なインパクト創出に至るストーリー」を可視化するツールとして「ロジック・モデル」を活用していますが、その実例を参照しながら互いにアイデアを共有いただきました。自社の商品・サービスの付加価値を引き出し、標的顧客に対する説得力や訴求力の向上につながるヒントを得ていただけたと思います。

そして、最後に、二日間全体を振り返りつつ、本イベントから得られた成果をグループ内で共有いただきました。

本イベントを通じ、参加者の皆様の間で海外ビジネスに関する幅広い情報交換や意見交換ができたことと思います。 JICA九州は、九州域内の企業皆様がJICAや他支援機関の各種スキームやサポートを活用することで、開発途上国でのビジネス展開と社会課題の解決に一翼を担っていただくことを期待し、今後もこのような連携・共創の場を創っていきます。

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