<イベント開催報告・鹿児島>「鹿児島から世界へ:中小企業のための海外展開リアル戦略セミナー&交流会~農業・食品ビジネスの海外展開と現地での挑戦を学ぶ~」を開催しました。
2026.07.22
会場全体
2026年6月26日、JICA九州は mark MEIZANとの共催により「鹿児島から世界へ:中小企業のための海外展開リアル戦略セミナー&交流会~農業・食品ビジネスの海外展開と現地での挑戦を学ぶ~」を開催しました。当日は41名にご参加いただき、海外展開に関する実践的な知見や経験を学ぶ貴重な機会となりました。
豊教授ご講演
パネルディスカッション
第1部の基調講演では、鹿児島大学農学部の豊 智行教授をお迎えし「開発途上国における農産物流通の近代化への期待と課題」をテーマにご講演いただきました。開発途上国における農業・流通分野の現状や課題、その解決に向けた方策の一つとして生産者と消費者の双方にとって適正な価格形成を実現する「一物一価」の考え方について紹介がありました。
パネルディスカッションでは、有限会社かごしま有機生産組合の福元飛勇真氏(EC事業部兼海外事業部長)、株式会社コラソンの宮田瑠星氏(代表取締役)、ファーマーズサポート株式会社の春日良一氏(代表取締役)が登壇されました。それぞれの海外展開の経験をもとに現地で直面した課題や苦労、それらを乗り越えることで得た学びについて率直に語っていただきました。
パネリストのお話からは海外展開は「人と人のご縁」「信頼関係の構築」「まずは挑戦してみる姿勢」「意思決定のスピード」が重要な成功要因であることが共有され、参加者にとって実践的なヒントと大きな励みとなりました。
鹿児島市海外展開支援施策説明
ジェトロ鹿児島海外展開サービス説明
また、参加者の関心が高い行政機関・公的機関による支援施策については、鹿児島市およびジェトロ鹿児島、JICA九州より紹介が行われました。海外展開に向けたさまざまな支援メニューや活用方法について説明があり、参加者からは「海外展開には多様な選択肢があることが分かった」といった声も寄せられました。
JICABiz説明・事例紹介
閉会挨拶
当日はJICAモンゴル事務所およびモンゴル・日本人材開発センターから民間セクター担当者2名も参加し、モンゴルのビジネス環境や市場トレンド、そして今モンゴル市場が注目される背景について紹介しました。参加者にとって新たな海外展開先を検討するうえでの有益な情報となりました。
また、2026年9月18日に開催予定の「日本・モンゴルビジネスコネクト」についても紹介され、モンゴルとのビジネス交流に関心を持つ参加者から高い関心が寄せられました。
交流会の様子
第2部では交流会および名刺交換会を実施し、参加者同士が活発に情報交換を行いました。県内企業、支援機関、関係者がつながりを深め、鹿児島ならではの連携の可能性と人の温かさを感じられる場となりました。
中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)を通じて、JICA九州では今後も九州企業の海外展開を支援するとともに、開発途上国の課題解決と地域経済の活性化を両立するビジネス創出を後押ししてまいります。
集合写真
<開催概要>
■日時:2026年6月26日(金)16:00〜19:00(15:30開場)
■会場:mark MEIZAN(鹿児島市名山町9-1)
■参加費:無料(事前申込制)
■主な対象者:
海外展開を目指す企業・経営者・スタートアップ
農業・食品・アグリテックに関心のある支援機関・教育機関・団体
学生・求職者・留学生 など
■主催:mark MEIZAN、JICA九州
■詳細:
https://mark-meizan.io/events/event/globalfromkago_agriculture/
【プログラム】
(1)基調講演 「開発途上国における農産物流通の近代化への期待と課題」
鹿児島大学 農学部 豊 智行 教授
(2)パネルディスカッション 「海外展開のあれこれ」
(有)かごしま有機生産組合 EC事業部 兼 海外事業部 部長 福元 飛勇真 氏
(株)コラソン 代表取締役 宮田 瑠星 氏
ファーマーズサポート(株) 代表取締役 春日 良一 氏
(3)JICA Biz、鹿児島市、ジェトロ鹿児島の海外展開支援施策紹介
(4)交流会