jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

「2026年度高校生国際協力実体験プログラム」を実施しました!

2026.09.10

記念撮影

8月4日(火)と5日(水)の2日間にわたり、JICA九州で「高校生国際協力実体験プログラム」を実施し、九州各県から28名の高校生と7名の教員が参加しました。このプログラムは、国際協力の現場を疑似体験することを通じて、高校生が国際協力の現状や世界とのつながりについて理解を深めることを目的としています。

初日は、開会式やアイスブレイク、国際理解ワークショップを経て、実際のJICA海外協力隊の要請をもとに、課題解決のためのアクションプランを作成しました。協力隊の要請内容は、ウガンダの「環境教育」、モザンビークの「小学校教育」、モンゴルの「青少年活動」、モルディブの「体育」です。グループに分かれた高校生はその中から一つの活動を選び、情報を集め、共有しながら議論を進めました。途中、在外事務所での勤務経験を持つJICA九州職員の話を聞き、より実践的で具体的なアイデアに展開していきました。

国際協力模擬体験アクティビティの様子

その後のJICA研修員との交流(バングラデシュ、ブラジル、コートジボワール、インドネシア、レソト、スリランカ、タジキスタン、ベトナムからの研修員10名が参加)では、英語や現地語を使った自己紹介や自国紹介を受けました。また、チーム対抗で、あるテーマに関する絵を描き、その内容を当てるというゲームを行い、楽しみながら異文化交流を深めました。
高校生からは、「英語が完璧に話せるわけではないけれど、単語やジェスチャーで言いたいことを伝えられることができた。伝えようとする姿勢が大事であると気付くことができた。」「夕食を食べながらたくさん話すことが出来て楽しかった。相手の国について知らないことが多く、研修員が悲しそうだったため、もっといろいろな国について知ろうと思った。」という感想がありました。

JICA研修員の自己紹介

JICA研修員とワークショップ

2日目のグループ発表では、引率教員やJICA九州スタッフを前に、生徒たちは緊張した様子を見せながらも、アクションプランを堂々と発表しました。発表後はJICAスタッフや教員からの質疑応答やアドバイス、コメントを受け、それぞれが新たな気付きや学びを得た様子でした。
高校生からは、「人前で発表するのは、すごく緊張したけれど、ハキハキと話すことができた。予想外の質問もきたけれど、自分の考えをもとに受け答えすることができた。また、2日間一緒に頑張ってきた仲間が隣にいて一緒に答えてくれたことが嬉しかったし安心した。」「他のグループの意見も面白いものばかりで、そんな視点があるんだと驚くことが多く良い刺激になった。」「同じテーマで取り組んでいた別のグループが、自分たちと違う切り口で発表していたことが興味深く勉強になった。他のテーマのグループもそれぞれ異なる視点から議論されていて面白かった。」といったコメントがありました。

グループ発表

発表後の振り返り

2日間を通しての振り返りでは、以下のようなコメントがありました。
・参加者は学年もバラバラだったけれど、みんな優しくてすぐに仲良くなれた。国際協力に興味があり、「何か学びたい」という自分と同じような思いをもつ仲間と出会い、交流できたことがうれしかった。
・国際協力ってすごく大きなことが動いて実現できるものだと思っていましたが、(日本の)地元に来て困っている海外の方を助けることもまた国際協力なのかと思い、頑張って自分から声をかけてみようと思いました。
・今回のプログラムでは、他県の生徒やJICA研修員との交流できたことに加えて、グループ学習で様々な意見をまとめたことを通じて、自国としての目線ではなく、開発途上国の目線で考えることの重要性を実感しました。
・この2日間で自分も含め多くの人が新たな発見や気づき、成長があった。振り返りの場で自分の意見をまとめたり、他の参加者の意見を聞くことを通じて、新たな気づきや考え方を深めることができた。

参加した高校生にとって充実した2日間であったことがうかがえました。

2027年度の「高校生国際協力実体験プログラム」の募集は、2027年4月上旬から開始します。詳細はJICA九州のHPをご覧ください。JICA九州では児童生徒に世界の課題や多様性を考える機会を提供する開発教育支援事業を行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ:

特定非営利活動法人 九州海外協力協会
電話:080-2507-5050
メール:kaihatsukyoiku@npo-kyushu.or.jp

関連リンク:

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ