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今月は、所蔵資料から2冊をご紹介します。
『中村哲対談集 人・水・命』
中村哲[ほか] 著 ペシャワール会 編
戦乱と干ばつで苦しむアフガニスタンやパキスタンで長年にわたり人道支援に尽力し、2019年12月、凶弾に倒れた中村哲医師。医療や農業、水源確保事業によって多くの人々の命をつないだその活動に心を寄せる各界の識者―作家・劇作家の井上ひさしさん、哲学者で評論家の鶴見俊輔さん、解剖学者の養老孟司さん、俳優の菅原文太さん、作家の半藤一利さんら10人―と中村医師との対談をまとめた一冊です。
真の「協力」とは。自然とどのように向き合い、人間として、どうあるべきか。示唆にあふれる言葉が収められた、今こそひもときたい対話の記録です。
『こうして、ともにいきている』
多屋光孫 作
例えば、同じ川で同じ餌を食べる、ヤマメとイワナ。ヤマメは水の温かい場所で、イワナは冷たい場所で餌をとります。あるいは同じ森で同じ獲物を食べる、ワシとフクロウ。同じ草原で草を食べる、シマウマとヌー。自然界の生きものは、さまざまな工夫を重ねながら棲み分け、同じ環境でともに暮らしています。では、世界中に住む人間は?
シンプルな言葉に、たくさんの色を重ねた独特の質感と力強い線で描かれた生きものたちが印象的な本書は、共生をテーマにした絵本。ともに生きていくことの意味と、生物多様性の大切さを考えるきっかけになる一冊です。