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今月は、所蔵資料から2冊をご紹介します。
『ペンギンかぞくのおひっこし』
刀根里衣 著/ 小学館
美しいイラストが目を引く絵本。すべてひらがなで書かれているので、夏休みの読み聞かせや小学生の読書にもおすすめです。地球温暖化をきっかけに、南極で暮らすペンギンの家族が、引っ越し先を求めて旅をします。身近な「家族」や「住む場所」という視点から環境問題について考えるきっかけとなる一冊で、読後には、私たち一人ひとりになにができるのか、考えさせられます。
『なくなりそうな世界のことば』
吉岡乾 著/西淑 イラスト/ 創元社
世界には約7,000もの言語が存在するといわれますが、その多くは話し手が減少し、今まさに消えようとしています。本書は、そんな「なくなりそうなことば」の中から50の少数言語を取り上げ、それぞれの言語ならではの単語を、美しいイラストとともに紹介した一冊です。
話し手の少ない「小さな」ことばには、背景となる文化との繋がりが色濃く残っている場合もあり、それらが消えてしまう前に気をとめることも大切なのでは、と著者は問いかけます。