jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

今月のオススメ図書

今月は、所蔵資料から2冊をご紹介します。

『池上彰の世界の見方 アフリカ』

池上彰
小学館(2024年)

中学・高校での授業を基に制作されてきた人気シリーズの「アフリカ」編。
アフリカ大陸の大きさは、ヨーロッパ全土・中国・アメリカ・日本を合わせた面積よりも大きく、西端から東端は、東京からアメリカの西海岸までと同じくらいの距離!広大ゆえ、地域によって民族・歴史・文化・課題が全く違う。

一般的には日本人になじみの薄いアフリカについて、この本を読めば、まるで池上彰さんの解説を聞いているような気持ちで、楽しく分かりやすく学ぶことができます。

例えば、日本はアフリカからさまざまな食品を輸入していますが、「タコ」については、4割近くが西アフリカのモーリタニア産。でも、そもそもモーリタニアの海で質の良いマダコが採れることに注目し、タコ漁を現地の人に教えたのは、JICAを通じ海外漁業協力財団から派遣された日本人だった!ということ。

また、ケニアでは、携帯電話の普及率が実に122.8%(ひとり1台以上の携帯電話を持っている)。でもそれは、ケニアには電話線(有線通信)が普及していなかったという背景があるから。つまりケニアでは、有線電話という技術と電話線というインフラを飛び越えて、安価で簡単な「無線通信の基地局」の設置がなされ、携帯電話が導入された!ということ。

そんなアフリカ各国の「リアル」から始まり、話題はヨーロッパとの歴史、ロシアや中国との関係、そして日本との関係にまで、大きく広がっていきます。

アフリカについて知りたいあなたの1冊目として、強くおススメする書籍です。

『世界のサンドイッチ図鑑』

佐藤政人
誠文堂新光社(2017年)

「意外な組み合わせが楽しいご当地レシピ355」という副題通り、世界各地で市民権を得ているサンドイッチをおいしそうな写真と共に紹介した本です。各サンドイッチには、小話とレシピが添えられています。また巻末には、それぞれのサンドイッチをはさむ「パン」のレシピも記載されています。読んでも作っても、新しい発見がある一冊です。

パンも具材も、各地で全然違う。でもおいしいものを探求・追求する気持ちは、世界共通!

北九州市立八幡図書館とJICA九州が共催する、小学生向けのイベント「サンドイッチで世界一周!~見て、選んで、味わおう~」(11月7日(土)開催)では、この書籍を取り上げ、外国の食文化・歴史等について体験を通して学んでいきます。

JICA九州イベント情報
【JICA九州&八幡図書館共催】サンドイッチで世界一周!~見て、選んで、味わおう~

世界の食文化に興味のある方は、この本を手に取られると共に、イベントにもぜひご参加ください。