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- JICA海外協力隊インタビュー企画「世界のセンパイに聞いてみた!~JICA海外協力隊のホンネ10連発~」第7弾!
JICA海外協力隊員のリアルなホンネを、学生インタビュアーがご紹介!
第7弾は、鹿児島情報高校在学中の鈴木さんが、ボリビアで活動する岩元隊員へインタビューを行いました.!
<インタビュー 第7弾>
JICA海外協力隊員:岩元隊員(派遣国:ボリビア、職種:環境教育)
インタビュアー・編集:鈴木さん(鹿児島情報高校)
未来のために”環境教育”を届けるーJICA海外協力隊・岩元萌佳さんの挑戦
「ボリビアで見つけた新しい自分」
私は将来JICAを通して開発途上国の課題解決に貢献したいと考えている。そこでJICAについてより深く知ることができるこのインタビューに参加をした。このインタビューを通して、現地のリアルな事情について聞きたいと思う。私は今回、山や川などの自然が美しいボリビアに派遣されている岩元萌佳隊員にインタビューをさせていただいた。岩元隊員は2023年4次隊として派遣され、現在はボリビアで環境教育の活動を行っている。今回のインタビューではボリビアならではのことや、JICA海外協力隊の派遣が岩元隊員にどのような影響を与えたのかなど、様々なお話を伺った。
「親が作った子どもの骨格」
まず私がこのインタビューを通して一番印象に残っている話をしたいと思う。それはボリビアと日本のゴミに対しての考え方の違いだ。日本では、食べ歩きやコンビニエンスストアで買って出たゴミは、基本どこかのゴミ箱に捨てる、あるいは家に持ち帰るという行動をとる。しかし、ボリビアでは、出たゴミを車から投げ捨てたり、そこら辺にポイ捨てしたりする光景を目にするそうだ。岩元隊員曰く、子ども達は親の姿を見て育つため、親がポイ捨てをしていると、子どももポイ捨てするようになるのではとのことだった。そのような状況を少しでも改善するため、岩元隊員はゴミ箱を作り、その使い方を子ども達に教えた。地道な活動の結果、写真の通りしっかりと分別がされている光景も見られるようになったとのことだった。ボリビアの人々はゴミの分別に対する意識がないだけであり、教育を行えば環境が徐々に良くなっていくのだ。このことから、身につけてきた価値観や常識は、教育によってすぐに覆るのだなと感じた。
「出発前に抱える心配事」
次に私が一番気になっていた、海外に派遣される前の心配事についてだ。このことについて岩元隊員は、語学力と安全面が心配であったと語った。1つ目の語学力に関して、JICAが実施する約二カ月の語学研修で身に着く語学力が、どのくらい通用するのかという心配であった。だが、現地に赴くと現地ならではの訛りがあり、習っていたのとは少し違ったスペイン語であったという。だが岩元隊員曰く、語学力の問題は今も続いているそう。そのため、子ども達にこれはなんて言うの?と質問をするなどして、努力を重ねている。私自身、海外を訪問する予定があるため、岩元隊員と同じ心配をしている。だが、岩元隊員のコツコツ語学力を高める姿を見習って、自分なりに頑張ろうと感じた。次に2つ目の安全面についてだ。岩元隊員は現在、このことについて全く心配をしていないという。なぜかというと、予想していたよりもずっと、人々が温かく接してくれており、普段の生活で事件や事故に遭遇する機会がないからだ。何カ月か前に墓荒らしがあり、その時は現地の人に気をつけるように言われた。だが、このことを除くと基本的には安全であるという。他にもJICA海外協力隊では、「自転車には乗らない」などの安全対策のための規則もあり、安全管理も徹底されているそう。そのため、安心して環境教育に取り組めているという。
「決断の前に」
最後にJICA海外協力隊を目指している人や気になっている人に向けて、岩元隊員からメッセージをいただいた。「JICA海外協力隊に応募することや参加することは、勇気が必要で、迷うこともあると思うが、参加してみると素敵な体験や素敵な人々が待っている。そして、自分の価値観を変えることができ、新しい自分に出会うことができる。」とのこと。ぜひ、皆さんも岩元隊員のように一歩を踏み出して、新しい自分を迎えに行ってみてはどうだろうか。
「インタビューを終えて」
今回はボリビアで環境教育をしている岩元隊員にインタビューをした。このインタビューを通して、勇気を出すことの大切さを強く感じた。特に印象的だったのは、岩元隊員が現地で行った環境教育の授業やごみ箱作りなどの活動だ。JICAが様々な職種で海外派遣を行っているということは知っていたが、このような具体的な活動やどのような成果が出たかなどは知る機会がなかったため、とても印象に残った。また、私が海外に派遣された際、現地で何ができるのだろうと心が躍った。勇気を出すのはとても難しいことだが、今回のインタビューのことを思い出して、私もJICA海外協力隊に参加してみたいと思う。
<インタビュアープロフィール>
名前:鈴木花実
所属:鹿児島情報高等学校 e-プレップ科
最近失恋したので新しい恋を探し中。
将来は英語が生かすことができ、人と動物に触れられる仕事に就きたい。
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