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~教師海外研修事後インタビュー~福岡県新宮町立相島小学校 木山美玖先生
こんにちは!
JICA九州センターでインターンをしている伊藤です。
8月9日(日)から19日(水)まで、キルギス共和国で教師海外研修が行われました。
今回は、現地での研修を終えた先生方に、研修へ応募したきっかけや現地で印象に残った出来事、研修を通して感じたことなどについてインタビューしました!
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今回インタビューさせていただいたのは?
福岡県新宮町立相島小学校 木山 美玖 先生
1.教師海外研修に応募したきっかけを教えてください。
研修への参加理由は、以前から関心があったのですが、昨年の教師海外研修の報告会に参加し、研修の魅力を再確認したからです。研修で出会った人や物について昨日のことのように生き生きと話される姿を見て、授業を受けた子ども達の世界が広がったに違いないと確信しました。
また、研修に参加された先生の「上から目線じゃない対等な目線」という言葉が印象的でした。「身近な人を対等に大切にすること」を授業実践を通して伝えたいと思い、研修に応募しました。
さらに、人や食、楽器など身近なものを教材に授業をしたいと考えました。動画や実物を見て、体験することができれば、子ども達の学びはより深まる。現在は、検索すれば様々な情報が手に入りますが、ネット上では得られない生きた体験ができる授業を実践できるようになることを期待していました。
2.キルギスで最も印象に残った出来事を教えてください。
それぞれの訪問先で盛大なおもてなしを受けました。笑顔で迎え入れ、お茶や食べ物がたくさん並ぶ部屋に案内する。キルギスの方にとっては、当たり前なのかもしれませんが、準備にかかる時間を想像すると苦労もあるだろうと感じました。
しかし、それを感じさせない歓迎に、キルギスの人々の「出会い」を大切にする心を学びました。出会い方一つで、その後の関わり方も大きく変わる可能性があることにも気付くことができました。
途上国との出会いは、課題に目が行きがちです。しかし、意識的に肯定的に出会い、知ろうとすることで、困難な状況であってもそれを乗り越える工夫やそこにしかない良さや魅力を見つけることができる。良さに気付くことから相手を尊重する気持ちが高まると考えます。
また、肯定的に出会うためには、様々な視点から見ることが必要であることにも気づかされました。
今回共に活動したチームで様々に意見交換することを通じて、新たな視点をたくさん得ることができ、多くの人と関わることの大切さも感じました。
撮影場所:ユルタキャンプ
ボウズィの組立てや夕食を終えて外に出ると、プラネタリウムのような星空が広がっていました。周りの明かりも月の光もなく、美しく星が輝いていました。ずっと眺めていると、たくさんの流れ星も見ることができました。
撮影場所:キルギス料理店
「カッタマ」という料理です。熱々をちぎりながらみんなで分け合ったこと、サクサクの食感、カイマックだけでなく紅茶や砂糖をつけるアレンジなどが恋しくなります。
3.研修前に抱いていたキルギスへのイメージと、実際に訪問した後で変わったことはありますか?
研修に参加する前には、キルギスのために働いたり、キルギスに日本文化を広めたりする日本人の存在を知りませんでしたが、キルギスで活躍する日本人と出会い、つながることの大切さについて気付くことができました。
キルギスと日本の架け橋として活躍する人々のエネルギーに満ちた表情が心に残っています。日本のやり方を一方的に伝えるのではなく、互いのよさを尊重しながら新たな方法を模索する姿を見ることができました。
特に、教育に関して、両国の先生方も「子どもたちのために」という共通の意識をもって仕事をしていることがわかりました。子どもたちが活躍できるように、文化を大切に受け継ぐことができるような様々な工夫があり、私も見習いたいと感じました。私たちがキルギスについて知りたいと思っているのと同様に、キルギスの先生方も日本について知りたいと思う気持ちが強く、教育に関わる者として共に学び合うことができました。
4.キルギスで撮影した写真の中で、一番のお気に入りを教えてください。
この写真を選んだ理由:
休暇中ではありましたが、子どもたちとの交流をする機会を設定してくださりました。互いに一生懸命に伝え合おうとすることで、言葉の壁なんてなかったかのように笑い合うことができました。どこにいても子どもたちのきらきらした目を大切にしたいと思います。
5.今回の経験を通して、児童・生徒に最も伝えたいことは何ですか?
私たちには、知らないことがたくさんあること、知らないことを知ることは、とても大切なことであるということを伝えたいです。
私たちの日常がみんなの当たり前ではなく、いろいろな文化があり、それぞれが大事にしたいことがあります。違うところを知り、違いを否定するのではなく、良さを認め合い、互いを大切にしながら平和な未来をつくってほしいです。
6.教師海外研修への参加を考えている先生方へメッセージをお願いします。
研修を通して、教育には、とても大きな力があり、未来をつくるものであることを強く感じました。
それと同時に、教師には、その責任があることを痛感しました。平和な未来をつくるために、様々な課題について知り、考え、行動する教師でありたいです。その手段の一つとして、教師海外研修はとてもいい機会であったと感じます。
夏休みなら参加できそう、やってみたいと思った方には、全力でおすすめしたいです。
インタビューを終えて
木山先生、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
お話を伺う中で、特に「違うところを知り、違いを否定するのではなく、良さを認め合い、互いを大切にしながら平和な未来をつくってほしい」という言葉が印象に残りました。
キルギスの人々との出会いや交流を通して、相手を知ろうとすること、そしてさまざまな視点から相手のよさを見つけることが、互いを尊重する第一歩になるのだと感じました。
今回の研修で得られた経験や気づきが、今後、授業を通して児童・生徒の皆さんにどのように伝えられていくのか、とても楽しみです。
教師海外研修について、詳しくは以下のリンクをご覧ください。
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