派遣中隊員と日本を繋いだ特別授業!
2022.11.30
現在カンボジアに体育隊員として派遣中の高木大作さんが札幌市立大通高校の異文化理解クラスに向けて、特別授業「カンボジアを知ろう」を行いました。
授業は、日本との文化の違いや、歴史背景などについて多くのクイズを用いて行われ、生徒の皆さんが積極的に回答する姿が印象的でした。
協力隊に参加したきっかけや、カンボジアの食文化、生活スタイルの紹介をはじめ、歴史的背景についてはカンボジア紙幣(日本の国旗が描かれている)を用いて歴史的背景をひも解いていきました。初めて見るカンボジアの紙幣画像に、生徒の皆さんも興味津々の様子で観察していました。
カンボジアのみならず、東南アジア一帯で、現在日本の人気のアーティストの曲が大流行しているとの紹介に、生徒さんからは「自分もそのアーティストのファンだが、なぜカンボジアでも流行っているのか知りたい!」などの質問が挙がりました。SNSの普及が後押ししていることは間違いないですが、外国の同じ世代に、日本のアーティストが人気なことを知り、親近感を覚えた生徒さんもいたのではないでしょうか。
クイズに回答している様子
終了後の生徒さんからは、「こんなにもカンボジアと日本に繋がりがあるとは思いませんでした。カンボジアの人たちが日本を知っていてくれているように日本人もカンボジアのことをもっと知っていけたらいいなと思いました。」や、「色々な視点から情報を集めて考えることが大切、ということが印象的でした。出会いが持つ力は大きいと感じました。」などといった感想が寄せられました。
高木さんとの「出会い」がきっかけとなり、カンボジアや国際協力について興味を持った生徒さんもいらっしゃるかもしれません。
これからも沢山の「出会い」を経験し、未来を切り拓いていってくれることでしょう!
大家さん親戚のお子さんも登場
scroll