今年も研修員の来道スタートです!
2024.05.22
ゴールデンウィークも過ぎ、今年も研修員が来日する時期となりました。
現在、北海道では、各地で田植えの準備が始まっていますが、このタイミングに合わせ、課題別研修「農民主体型用水管理システム(A)」が始まっています。
旭川に拠点を置き、大雪土地改良区様の協力を得て行っているこの研修では、効率的に灌漑用水を田んぼに流すための施設運営組織の在り方や灌漑施設の維持管理に必要となる経費負担の仕組みについて学ぶため、今年はアジア・アフリカから7名の農業技術者が参加しています。研修員は6月下旬までの間、旭川の灌漑水田地域を中心に講義や視察を重ね、さらには北海道とは違い、降水量が少なく貯水池灌漑が多く見られる香川県も訪問し、自国の灌漑稲作にふさわしい用水管理の仕組みを考えることになります。
6週間はあっという間に過ぎると思いますが、日本そして北海道で多くの発見と人々との交流を深めていってくださいね!
前列左から、パキスタン、ジンバブエ、ケニア、ウガンダ、バングラデシュ、ルワンダ、スーダンから参加した研修員
自国の灌漑稲作の抱える水管理上の課題を説明するウガンダからの研修員
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