【国際理解教育セミナー(入門編)】「自分と世界の繋がりに気づく!目からウロコのワークショップ」
2024.06.10
本プログラムのチラシ
2024年5月18日(土)、JICA北海道(札幌)において、国際理解教育セミナー【入門編】を開催しました。
当日は、高校生や大学生、若手からベテランの教育関係者の方々、一般の方まで24名の幅広い年齢層の方々にご参加いただきました!
本セミナーは、身近な食べ物である「バナナ」を実例に取り上げ、自分たち消費者の選択が、バナナ生産に関わる人々にどのように影響しているかについて実践を通して学びました。
アイスブレークの様子
まずはじめに、セミナーをスムーズに行うことができるよう、事前に一体感、達成感をもてるためのアイスブレイクを行いました。
アイスブレイクでは参加者がタスクを見事パーフェクトで成功したため、笑顔でセミナーがスタートしました☆
年齢問わずラフにコミュニケーションのできる雰囲気が作られた後は、グループで”バナナクイズ”に挑戦しました!知っているようで知らないバナナの意外な一面に皆さん混乱し、グループで意見が分かれる白熱した討議も見られました。
クイズを終えるころには、「次回給食でバナナが出たらこどもたちに教えてあげよう!」と言っている小学校の先生もみられ、たくさんのバナナ博士が誕生しました!
クイズの様子
クイズを通して、バナナを手に取るまでの過程を学び、参加者は当事者意識を持って自分と開発途上国との関係を考えました。
クイズでは、「バナナはどこから来ているの?」や、「他の国でバナナはどんな場面で食べられているの?」など色々な視点からバナナについて考えました。最終的には、バナナの安さの秘密を知り、自分たちの生活にはいかに世界中の多くの方々が関係し、影響しているのかを知りました。
参加者の声では、「一般市民にとっても開発途上国は他人事ではないと感じた。」など、国際理解教育を通して自分たちにもできることを考えました。
ロールプレイングの様子
徐々にバナナへのイメージが膨らんできたところで、小劇を通して、日本に届くバナナの背景を、自分たちがバナナ農家になりきって考えました。
用意していた小道具も大活躍し、皆さん役に入りきった熱のある演技で見入ってしまうような劇となりました!
参加者のみなさんは、真剣かつ楽しそうな表情で取り組まれ、「余るほど食料がある生活の大切さを考えられた。」、「消費者としての責任意識が変化した。」といった声があがりました。
ラップアップ!
振り返りでは、各自が「セミナーを通して変化したこと」と「家族や友人に伝えたいこと」を共有しました。
バナナについて「これは知らなかった」、「聞いて驚いた」という意見も多く、自分の意識が変わっただけでなく、周りの人に伝える事も自分にもできる一つの行動だという声があがりました。
参加後アンケートでは、「大変満足した」、「満足した」の回答が100%となり、大盛況のイベントとなりました☆
体験型施設ほっかいどう地球ひろば
イベントの成果物「ハッピーバナナポスター」は地球ひろばに展示中です。ぜひみなさま地球ひろばまでお越しください!とても素敵なポスターが完成しました!
参加者の皆さん、嬉しいコメント、そしてご参加いただき本当にありがとうございました!
次回の国際理解教育セミナー【実践編】は7/13(土)を予定しております。入門編でご参加いただけなかった方でももちろん参加可能ですので、お待ちしております♪
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