jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

JICAでは、多くの途上国から政府職員や技術者を日本に招いて、各分野での研修を行っています。日本で学ぶことの意義は様々あります。日本での先進事例を学んだり、日本が辿ってきた開発の歴史から何かをつかみとったりするのはもちろんですが、途上国の研修員にとってJICAの研修に参加する意義はそれだけではありません。

旭川で行っている課題別研修「農民主体型用水管理システム(A)」では、アジアやアフリカの国から参加した研修員同士が、それぞれの国で抱える課題について話し合い、自分の国ではどうしているのか、何に一番困っているのか、どうすることで解決を図ろうとしているのか、お互いに経験を分かち合うことで、問題解決への糸口をつかもうとしています。アフリカ同士、あるいはアジア同士で、共通の解決策があったり、思わぬところで気づきの点を見出したり、日本からの学びだけではなく、異なる国々からの研修員が共に時を過ごしている機会を有効に生かし、まさに共創による学びが展開されています。JICAではこのように、共に学ぶ「Knowledge Co-Creation Program」として研修事業を行っています。

お互いに、自分の国の経験について話し合う研修員

お互いに、自分の国の経験について話し合う研修員

<関連リンク>
研修員受入事業

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ