ラルズデリカセンターで働く技能実習生と市立札幌藻岩高等学校との異文化交流!
2024.06.19
6月4日、市立札幌藻岩高等学校グローバルシティズンシップの授業に、スーパーマーケットチェーン 株式会社ラルズの技能実習生が訪問しました。訪問したのは、ミャンマー、ネパールから来た方々で、札幌市内の惣菜工場で働いています。
今回JICA北海道(札幌)では、学校の授業で外国人の方に日本文化紹介を行いたいというご相談があり、出前講座講師として、外国人材・多文化共生事業において繋がりがあった株式会社ラルズ様にご対応いただきました。
JICA海外協力隊経験者でもある市立札幌藻岩高等学校の高木教諭より、授業の様子の写真や、講座後のアンケートにて、今回の交流の感想・報告をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
ミャンマー及びネパールの方との異文化交流
・自国紹介プレゼン
・神社参拝、おみくじ体験
・かき氷体験
・おりがみ体験
ネパールやミャンマーの挨拶、文化、衣装などについても、紹介していただく機会があり、貴重な異文化交流の場となりました。生徒たちは、交流プログラムの準備を通じて、日本の文化を改めて見つめなおし、深く知る機会ともなりました。
今回、技能実習生ということで、身近にあるスーパーでも外国人が働いており、その外国人の手によって、私たちの暮らしが成り立っているということを感じ取ってもらう機会となりました。そういった視点からも、外国人との共生の在り方について、考えを深めてもらいたいと思っています。
ラルズで働く技能実習生の方々は、自宅と会社という限られたコミュニティーのみで暮らしており、地域や社会に飛び込む機会はほとんどないという事でした。学校訪問、高校生徒の交流、非常に貴重な機会であり、今後もこのようなプログラムを積極的に行えたら嬉しいというお声をかけていただきました。総合的な探究の時間などを活用するなど、在留外国人の方との交流や学びをはかれるようなプログラムを模索してみたいです。
■関連リンク■
市立札幌藻岩高等学校
株式会社ラルズ
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