研修を終え、道民ソウルフードを堪能!
2024.07.04
旭川を拠点に5月から始まった課題別研修「農民主体型用水管理システム(A)」では、灌漑用水をいかに効率的に利用して農業を営んでいくことができるのか、日本での事例を参考にしながら、研修員それぞれが、母国の自然・社会環境も考慮しつつ解決策を考えてきました。
この間、大雪土地改良区の皆さんからノウハウを学ぶともに、富良野の畑作地帯や、日本でも有数の渇水地帯である香川県での視察も行うことで、日本の多様な灌漑方法を知ることができました。特に、農家の方々や農協組合員さんからの声を聴くことで、灌漑農業の全体像についても理解することができました。
研修最終日には、各研修員から、帰国後の取り組みをまとめたアクションプランの発表が行われました。みなさんは、母国ではさまざまな役職に就かれていますが、帰国後、研修の成果をどのように母国に還元できるのか、それをまとめたものがアクションプランです。多くの研修員が、部下や同僚に日本でえた知見を伝えつつ、水をより効率的に利用した灌漑事業の実施のために取り組むことを発表していました。
発表後は、研修終了証書を手にし、引き続き、道民のソウルフード、ジンギスカンを食べながら、お世話になった大雪土地改良区の皆さん、地域の農家の方々と楽しいひと時を過ごし、感動の送別会となりました。
香川用水土地改良区の方から用水施設について説明を受けました。(香川県)
農民自身による用水管理法について、管理組合の方から説明を受けました。(香川県)
香川県では手打ちうどんで日本の食文化を経験しました。
「箸だってこのとおり!」Lilianeさん、上手です(手前。ルワンダ。)Tariroさんも!(奥。ジンバブエ)
大雪土地改良区の役職員の皆様を前にアクションプランを発表しました。
みなさん、修了証書を手にして記念の1枚
最後は道民のソウルフード、ジンギスカンで送別会。研修員の皆さん、大満足でした!
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