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6月に3校と異文化交流プログラムを実施しました!

2024.07.31

2024年度の異文化交流プログラムが始まりました!

JICA北海道では2024年度の異文化交流プログラム全15回が6月下旬より始まりました。
6月は6月25日に恵庭市立和光小学校、6月28日に札幌市立中央小学校と北海道苫小牧南高等学校の3校へ在住外国人やJICA北海道の研修員が訪問しました。そのときの様子をご報告します。

アジア圏出身の3名が恵庭市立和光小学校を訪問!

緊張しながら自己紹介をするゲストたち(左からカンボジア、中国、フィリピンの3名)

今年度初の異文化交流プログラムは、6月25日の恵庭市立和光小学校への訪問。
カンボジア、中国、フィリピン出身の北海道在住外国人の3名がおじゃましました。
最初のプログラムは6年生のみなさんにクイズを織り交ぜた出身国の紹介!

6年生の皆さんにクイズを交えた自国紹介をしました

「カンボジア語の“オークン”はどういう意味ですか。1番こんにちは 2番ありがとう 3番すみません 4番さようなら」4択のクイズに児童の皆さんが手をあげていきます。「正解は・・・・2番のありがとうでした!」わっと場内が沸きます。
ほかにも「ドラえもんの中国での呼び方は?」「フィリピン語で「HAPPYハッピー」はどのように言うでしょうか? 」とクイズが続き、次第に大きくなる歓声。
そして、それぞれの出身国の食べ物や動物、景色など写真で紹介していただくと、みなさん画面に釘付けとなり関心を持ってくださっている様子が伝わってきました。    

終了後の笑顔!

次のプログラムは特別支援学級の皆さんと、クイズのほか「世界のあそび」を通じて交流を深めました。
日本の遊びの紹介では、全員で「はないちもんめ」をしながら、楽しい時間を過ごすことができました。
今回参加してくださった在住外国人の3名は普段は大学で研究をしたり、幼稚園や学童で先生として働いているみなさん。
緊張しながらも、積極的に交流してくださいました。
また今回の交流会実現に際し、学校法人リズム学園さまにもご協力をいただきました。
ありがとうございました。

札幌市立中央小学校へJICA北海道研修コースが訪問

自国の国旗を背景に自己紹介

6月28日、森林リモートセンシングコースの研修員12名が、札幌市立中央小学校を訪問しました。
体育館で待機していた1年生全クラスが、研修員の入場とともに「わーっ」と喜びの歓声と盛大な拍手でお出迎え!これには研修員も大喜びで、満面の笑みを浮かべ入場していました。
子どもたちは研修員の名前を呼んでみたり、国名を当ててみたり、全身で歓迎してくれている様子が研修員にも伝わり、全体がワクワクした雰囲気でスタートしました。

交流では「チェッチェッコリ」をみんなで踊りました。踊りは世界共通!上手に踊る子どもたちをみながら、研修員も体を動かします。
研修員に踊りを教えるかのように、子どもたちの動きも大きく分かりやすくなり自然と笑顔に包まれます。踊りを繰り返しているうちに一体感が生まれ「心と体」がつながり、最高に盛り上がりました!

楽しかったよ、給食交流

研修員からすると、日本の給食当番はどのように映ったのでしょうか?小学1年生が、しっかり当番の人が配膳し準備を行っている姿に驚きを隠せない様子でした。しかも、机の上にはきれいに給食が並べられ、全員で挨拶をしてから食べるといった日本の給食文化に触れることができたようです。
最後は給食を食べたクラスで、それぞれお別れ。名残惜しく、なかなかその場を離れることができませんでしたが、研修員の受け入れを楽しみにしてくださり、一緒に楽しんでくれたことが研修員にとって何よりも嬉しい学校訪問でした。

北海道苫小牧南高等学校へ7名の研修員が訪問

クイズ形式での復習もありましたが、みなさんよく覚えてました!

6月28日、JICA北海道センター上水道施設技術の研修員が苫小牧南高校を訪問しました。

今回訪問したのは、インド、カザフスタン、スーダン、タジキスタン、ネパール、フィジー、マラウイとバラエティに富んだ面々。3つのグループに分かれ、それぞれの教室に入りました。
まずは、外国人からの自国紹介、なかなか聞けない外国人の生の声に生徒のみなさんは集中して耳を傾け、質問していました。続いて高校生からの日本紹介の時間となり、今度は外国人が聞く番です。目を丸くさせたり、声を上げて笑ったりしながら一生懸命伝える高校生の姿を見つめていました。
プログラムの合間には、外国人のみなさんを取り囲んで、お菓子をプレゼントしたり、スマホで一緒に写真を撮る場面が見られました。

最後には、みんなで記念撮影

訪問した外国人の中にはムスリム(イスラム教徒)の方もいて、プログラム終盤にお祈りの時間になったため、途中で退室。その間に、交流の時間は終わり、一人欠けた状態で集合写真の撮影を行うことに。一枚、二枚と撮り始めたころ、お祈りを終えたムスリムの方が戻り、外国人も高校生たちも大盛り上がり!最後は時間を惜しんでの別れとなりました。

今回の交流で、みなさんに外国人を身近に感じていただき、外国の文化を理解するきっかけになってくれたら嬉しいです。


■関連リンク:2024年度JICA北海道(札幌)異文化交流プログラム

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