「世界の野球選手に光を」プロジェクトの招聘選手が旭川ビースターズに入団!
2024.09.02
ペドロ・アンマ選手
開発途上国の若手野球選手を発掘する『世界の野球選手に光を』プロジェクトにて招聘されたアルゼンチン出身の日系4世、ペドロ・アンマ選手が、7月下旬から北海道・旭川の独立リーグ「旭川ビースターズ」に入団しました。
本プロジェクトは、世界各国で活躍するJICA海外協力隊員の野球隊員が指導に関わる若手選手を、沖縄で行われるJWL(ジャパン・ウインター・リーグ)に招聘するものです。ペドロ選手は、そのプロジェクトにおいて、初めての招聘選手として、JWLのトライアウトに参加したことで、旭川ビースターズへの入団が決定したものです。なお、旭川ビースターズでは、JICA海外協力隊の野球隊員としてウガンダに派遣された経験のある田中勝久さんがコーチを務めています。
旭川に到着したてのペドロ選手に、旭川の印象を伺いました。
「旭川はとても良いところですね。大都会は人も多くて騒がしい印象ですが、ここは静かで住みやすいです。また、旭川ビースターズの選手たちはインターナショナルで、日本人はもちろん、ウガンダ、オーストリア、アメリカなどから来ている選手もいます。様々な国から来ている選手と出会うことができて、素晴らしい環境です。」
山に囲まれた旭川ですので、練習や試合以外の日には自転車でアップダウンのある丘を走ったり、大自然の中で運動ができる環境を気に入っているそうです。
「旭川の寮では、毎日1,2回はお米を食べます。そのほか、ラーメンやうどんも食べました。焼肉は美味しいですね。まだ旭川でお寿司を食べていないので、ぜひ食べてみたいです。」
日々練習に励み、週末は試合をこなす忙しいペドロ選手。これからも野球を続け、プロ野球やナショナルチーム入りなど、より高いレベルを目指して練習していきたいと力強く語ってくれました。
最後に、北海道・旭川の皆さんに一言お願いします!
「北海道、旭川に来ることができて、とても光栄に思っています。日本語を学ぶことも、球場で皆さんに会えることも、とても楽しみにしています!」
■関連リンク:
「世界の野球選手に光を」プロジェクト、記者会見レポート!
scroll