あの大谷翔平がフォローしたカスンバ選手がJICA北海道センターを表敬!育ての親は元協力隊員!!
2024.09.09
カスンバ選手と札幌センター阿部所長
旭川BeStarsの皆さんとJICAスタッフ
プロ野球球団旭川ビースターズに所属するカスンバ・デニス選手とコーチの田中勝久さん、球団代表の鬼塚なつみさんがJICA北海道センターを訪問されました。
ウガンダ人のカスンバ選手は、自分の住む地域に野球場が作られたことがきっかけで野球を始めました。その野球場は日本の「平成24年度草の根文化無償資金協力:青少年育成のためのグラウンド整備計画」によって作られたものであり、これまで苦しい生活を送ってきたカスンバ選手にとって人生の転機となる場所になりました。
独自の方法で野球の練習をする姿の動画がSNSで話題となっており、大谷翔平選手にもインスタグラムをフォローされるなど、各種メディアでも紹介され注目されている選手です。
コーチの田中さんは海外協力隊員として派遣されたウガンダでカスンバ選手と出会い、その後の指導や日本でプレーするきっかけを与えられた方です。
これまでにJICAではウガンダに何名もの野球隊員を派遣しており、田中さんは2度にわたりウガンダで野球指導をされてきました。
カスンバ選手は、「日本の野球に出会ったことで自分の人生が変わりました。自分は日本の野球が好きです。」と言います。
また、ウガンダでは野球熱も高まっているようで、
「子どもたちが楽しくそしてスキルアップのために毎日野球ができる環境を望んでいます。場所や道具、良いコーチが揃うことでウガンダ野球全体の成功を願っています。」と語られていました。
日本への感謝と魅力も話されたカスンバ選手。特に北海道に来て気に入った食べ物はお寿司。カレーライスもおかわりするほどおいしかったとのこと。
将来MLB選手になることを目指しているそうで、大谷選手との対戦を見られる日が来るかもしれません。
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