JICAと酪農学園大学が連携協定を締結
2024.10.07
署名を行う岩野大学長(右)と田中理事長(左)
酪農学園大学と国際協力機構(JICA)は、双方の連携による開発途上地域への国際協力、日本国内の社会課題に係る国際協力事業の質の向上及び人材育成、国際貢献、学術研究及び教育の発展に寄与することを目的に連携協定を締結しました。
これまで、酪農学園大学とJICAは、長年に渡り連携・協力関係を構築してきました。青年海外協力隊事業が発足した1960年代から現在に至るまで、同大学の卒業生等が海外協力隊へ参加し、その数は300人を超えています。また、2012年以降は研修員受入事業にも協力いただき、帰国研修員数はこれまでにおよそ250人、それぞれが日系社会、或いは各国農業分野で、日本との架け橋としての役割も果たしながら活躍しています。
今般、双方のより一層の事業推進と中期的な組織連携を目的に連携協定を締結しました。
北海道の地域社会に深く根ざした存在である酪農学園大学と連携することは、海外で活躍するグローバル人材育成に加え、彼らの帰国後の日本国内における活躍促進の後押しになることを期待しています。
JICA北海道では、今後もより良い国際協力の実施に向け、同大学をはじめとする地域の大学との連携を深めていく予定です。
【酪農学園大学と独立行政法人国際協力機構との間の連携協定】
締結日:2024年10月3日
署名者:酪農学園大学学長 岩野英知、JICA理事長 田中明彦
有効期間:5年間
連携対象分野:
1. JICA研修員・留学生の受入れ及びそのための協力
2. 酪農学園の教員、職員、特別研究員、学生等(以下「教職員、学生等」という。)のJICA調査団への派遣
3. 酪農学園の教職員、学生等のJICA専門家、ボランティア等としての派遣
4. 酪農学園の教職員、学生等のJICA事業への参加に対する支援
5. 酪農学園によるJICA事業と連携した教育・研究活動の実施及びJICA職員の参加その他の人事交流
6. 施設の相互利用促進
7. 前各号に掲げるものの他、双方が合意する事項
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