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JICA海外協力隊員の帰国後の授業を視察

2024.12.16

カメルーンの食べ物についてクイズをする生徒

JICA海外協力隊の派遣目的の一つは帰国後の社会還元です。
今回、帰国隊員の社会還元活動の状況視察のため、小島由紀子さん(2021年度3次隊カメルーン派遣、職種青少年活動)が現在勤務する札幌市立西野第二小学校の授業にお邪魔しました。
小島さんは、帰国後も自身の協力隊経験を活かし、生徒たちにカメルーンや海外について興味を持てる授業を行っています。
この日は、すごろくをしながら世界の友達の現地の生活にふれてみるという内容でした。

小島先生が作ったカメルーンの生活がわかるすごろく

すごろくのマスでは、カメルーンの学校や食べ物についてのクイズに答えるものや、現地の子ども達の遊びを動画で観るもの、実際の通貨にふれたり、たらいを頭に乗せてみる生活体験などを行うものがあり、生徒たちはカメルーンという国をより身近に感じる機会となったようでした。

カメルーンの通貨にふれる生徒

生徒たちは、「ボールとか遊び道具がない中でも工夫して遊んでいるのがわかった」「授業が12時間もある」「停電が毎日あることに驚いた」などという気づきが得られていました。
また、この授業について「楽しかった」「もっと体験したかった」「日本とは全然違うと思った」という感想も聞かれました。

今後も世界を身近に感じることができる小島さんの授業が、生徒たちの興味関心を育むものになればよいなと感じました。

たらいを頭に乗せカメルーンの生活を体験する生徒

今回授業風景を見せていただいた小島由紀子さんが、高校生を対象にしたワークショップを1月7日(火)に行います。くわしくは以下を参照してください。

■関連リンク:2024年度JICA北海道冬の高校生国際協力体験プログラム 「今こそアフリカ!~アフリカのあんなことこんなこと知って考える高校生の集い~」

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