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岩見沢市立美園小学校の皆さんがほっかいどう地球ひろばを訪問しました!

2025.10.29

100人村で開発途上国の問題を体感!

 9月2日(火)、岩見沢市立美園小学校の皆さんがほっかいどう地球ひろばを来訪しました。
最初のプログラムはワークショップ「世界がもし100人の村だったら(教材:開発教育協会)」です。世界を児童の皆さんの人数に縮小すると、子ども・大人・高齢者の割合はどれくらい?何語を話す人が多い?そんな世界の現状や、開発途上国で起こり得る問題を、役割カードの人物になりきって動きながら学びます。

飲んでいるのは水?薬?それとも…毒?

 文字が読めないとどんなことが起こるだろう?
指示を理解できなかったり、欲しいものが買えなかったり・・・
読めない文字が書かれた3つのボトルから、グループごとに薬と書かれていると思うものを選び、選んだものを実際に飲んでもらいます。文字が読めない中で薬を選べるか、文字が読めないことで起こりうる日常生活での問題をリアルに体感していただきました。

ケニアってどんな国?知って変わるアフリカのイメージ

アフリカの暮らしに驚き!

 ワークショップの後は2グループに分かれて、JICA海外協力隊の体験談とほっかいどう地球ひろばツアーを行いました。
 今回の体験談はアフリカのケニアで活動していた案内人のお話です。アフリカの食と水の貴重さについて知り、児童たちからは「ケニアの給食が毎日同じことが印象に残った」「裸足で生活していることにびっくり」など、自分たちの暮らしとの違いに多くの驚きの声が上がりました。一方で、現地の方々がモバイルマネーサービス「M-pesa」を使いこなしていることや、急速に発展しているナイロビの夜景を見て、先ほどのイメージとはまた違った衝撃を受けた様子でした。

展示パネルを真剣にメモする児童

 ほっかいどう地球ひろばツアーでは、普段なかなか着ることのできない世界の民族衣装や帽子、動物の皮が張られたアフリカの楽器などを触って、異文化に触れる体験も。展示を見ながら一生懸命メモする様子もうかがえました。

世界の国旗とハイチーズ!

 帰ってからも、学んだことを家族に伝えたり、募金について調べたりと、学びを発展させてくれた岩見沢市立美園小学校のみなさん、お越しいただきありがとうございました!

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