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国際理解教育セミナー①「SDGsをテーマとした開発教育の手法を体験的に学ぶ~ザンビアのすごろく教材」を開催しました!

2026.05.26

「国際理解教育セミナー」とは?

国際理解教育セミナーとは幅広い層を対象とし、各々の現場で即実践できる簡単で親しみやすいワークショップや手法の体験を通じて、開発教育・国際理解教育に興味・関心をもってもらうことを目的としています。
JICA北海道(札幌)では、2026年5月9日(土)に国際理解教育セミナー①を開催しました。

アイスブレイク「写真の断片を集めて、一つの写真になる仲間を探しましょう!」

仲間を探してみんなと交流します。

今回のセミナーには教員や大学生など、17名に参加していただきました。セミナー開始当初は全体的に少し緊張感のある雰囲気でしたが、アイスブレイク「写真合わせ」を通して、参加者のみなさんの肩の力が少し抜けたようでした。完成した写真は、過年度の教師海外研修の渡航先のザンビアやモンゴル、本年度の研修実施予定のコスタリカで撮影されたものでした。アイスブレイクを通じて、同じグループ以外の参加者とも交流しました。

ザンビアのすごろく教材のルールを学びました!

すごろくのルールについて、中尾先生から説明がありました。

2024年度の教師海外研修に参加した中尾綾香先生に、まずはザンビアの国事情について紹介していただきました。ザンビアに行く前、現地の想像が全くつかなかったとのことでしたが、行ってみると首都ルサカの都会さに驚いたそうです。そんな中尾先生が、ザンビアで訪れた様々な場所で集めた素材で作成したすごろく教材は、日本とザンビア、みんなが安心・安全に暮らせる社会にするために、今の生活を見つめ直し、自分にできることを考えさせてくれる物です。

ザンビアのすごろく教材で、自分が何をすればSDGsの課題が解決するのか、考えましょう!

グループごとにすごろくゲームに挑戦!

参加者は、アイスブレイクで分かれたグループごとに、すごろくを体験しました。このすごろくは、「ザンビア」「日本」「クイズ」の3種類のマスで構成されており、止まったマスに応じてカードを引いて進めていきます。カードは、日本とザンビアそれぞれの暮らしをテーマにしており、SDGsの達成にプラスの影響を与えるものと、マイナスの影響を与えるものに分かれています。
ゲームでは、ザンビアの通貨「クワチャ」をどれだけ集められるかを競います。しかし、マイナスの影響を持つカードを引いてしまうとクワチャを支払わなければならず、お金が減って思わず声をあげてしまう参加者の姿も見られ、会場は大いに盛り上がりました。

主語を「私は」とすることで、自分ごととして考えるきっかけとなる!

体験授業についてみんなで振り返りました。

このすごろくは、ただ楽しむだけで終わりません。最後には、すごろくの登場人物ではなく「私は」を主語にして、自分ならどうすればこの課題を解決できるのか、そしてその結果どうなるのかをグループで話し合い、発表しました。
参加者からは、「ゲームを通して楽しさを実感したうえで、『自分にできることは何か』を考える参加型の手法は、とても学習効果が高い」といった声や、「ザンビアと日本それぞれのSDGsの達成状況を踏まえ、『私は何ができるのか』を主語にして考えることで、課題を自分ごととして捉えるきっかけになった」といった感想が寄せられました。

「参加型手法」のポイントとは?

北海道で開発教育・国際理解教育の普及と発展に取り組む団体「北海道開発教育ネットワーク(D-net)」の橋詰典明先生からは、中尾綾香先生の授業の振り返りとともに、「参加型手法のポイント」についてお話しいただきました。
橋詰先生は、「何を学ぶためのアクティビティなのかを明確にし、ねらいに合ったものを実施することが大切であること」や、「単に楽しかったで終わらせるのではなく、振り返り(リフレクション)の位置づけが重要であること」を強調されました。
参加者のみなさんは、メモを取りながら熱心に耳を傾けており、学びを深める様子がうかがえました。

教師海外研修(ザンビア)の体験談の紹介!

教師海外研修には魅力がたっぷり!

本セミナーは、本年度の教師海外研修(コスタリカ)の参加者募集期間中に実施されたこともあり、中尾綾香先生から、教師海外研修の体験談についてもお話しいただきました。ザンビアでの研修では、新たな気づきや出会いがあり、日々の活動が教材づくりのヒント探しにもつながっていたことが紹介されました。
また、教師海外研修を通じて、同じ志を持つ仲間と貴重な経験を共有できることや、国際理解教育の専門家から学べること、さらに研修先の国だけでなく日本への理解や愛着も深まることなど、その魅力について語っていただきました。

貴重なワークショップ体験を実践へ!

みんなで集合写真を撮りました!

最後は国旗やJICA旗を持って、みんなで集合写真を撮影しました!

終了後のアンケートでは、参加者の多くの方々が満足と回答しており、「子どもに自分事として考えてもらうには楽しい教材だ。」、「ファシリテーションの手法が体系的に学べた。」という好評をいただいております。

改めまして、ご参加いただいた皆さま、講師の皆さま、ありがとうございました。
次回の国際理解教育セミナー➁は7月11日(土)を予定しております。
今回参加できなかった!という方ももちろん参加可能ですので、是非お越しください。お待ちしております!

◆関連リンク
これまでの研修の様子

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