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2026年度JICA北海道教師海外研修、事前研修を行いました!

2026.08.13

「教師海外研修」とは?

JICAが行っている教師海外研修は、開発教育や国際協力に関わる講義、ワークショップ、フィールドワークを中心とした研修プログラムです。国際協力の現場を訪問し、様々な「人」と出会い、帰国後はその経験をもとに「生徒が主体的に考え、学べる」授業づくりを行い、自身の学校で実践までを行います。

2026年度のJICA北海道教師海外研修では、全道より10名の教員が参加し、7月25日にコスタリカ現地研修に出発しました。

コスタリカ渡航前にJICA帯広、JICA札幌にて2回の事前研修を実施しましたので、その様子を報告致します。

【第一次事前研修】狙いは、参加型授業づくりとチームビルディング

チームのメンバーのことをよく知ることができました!

【一日目】まずはアイスブレイクにて「最近ハマっていること」、「得意なこと」、「感銘を受けた言葉、モットー」、「コスタリカでやってみたいこと」の中に1つの嘘を混ぜて、その嘘を当てるという4つの窓式自己紹介で、チームの親睦を深めました。皆様とても説明が上手で、なかなか嘘が当てられませんでした。

開発教育アドバイザーより参加型授業づくりに向けたアドバイスを頂きました!

参加型授業づくりをみんなで実践してみましょう!

開発教育アドバイザー(札幌)の東峰宏紀先生より、市民の集まる公園、博物館、スーパーマーケットなどのあらゆる場所に教材となる題材があるので、現地では常に授業づくりのための教材探しを行うようアドバイスがありました。同アドバイザー(帯広)の水谷由美先生からは「JICAの教育的資源を活かした授業づくり」と題して、様々なワークを行いながら課題解決能力を育む教育活動について、紹介して頂きました。

2025年度教師海外研修(モンゴル)参加者からの事例紹介!

2025年度教師海外研修(モンゴル)で作成した開発教育教材について本間先生が説明してくれました。

2025年度の教師海外研修(モンゴル)に参加した本間千尋先生からモンゴルの食や文化の体験から作成した開発教育教材について、紹介頂きました。教材は、モンゴルの文化が失われていくという課題をどう解決するかについて、自分で実現可能な対策を考えるものです。教材から参考にできる点や改善の余地について、参加者がみんなで話し合いました。

現地のお話しを聞いて、参加者の役割分担を決めました!

岩澤すみれさんは、コスタリカの有名な民芸品も紹介してくれました!

【二日目】コスタリカで生まれ育ち、「青年海外協力隊の父と母」と呼ばれるご両親を持つ岩澤すみれさんに在住経験者として、現地のお話しを伺いました。それから、先生方が話し合って、団長、副団長、現地交流係、記録係など参加者の役割分担を決めました!
最後に次回の札幌での第二次研修での宿題となる「コスタリカをテーマにした参加型授業づくり」のペアを決定し、ペアごとにテーマを決めました。そして、研修報告書の分担を決めて、第一次研修を終了しました。

◆参考:「『青年海外協力隊の父』
岩澤治雄氏への外務大臣表彰伝達式の開催」

【第二次事前研修】視察先の写真を見て、現地で聞きたいことを洗い出しました。

皆で視察先で何を見るのか、考えました!

【一日目】
まず、コスタリカ研修での視察先となる「ポアス火山」にて、JICA草の根技術協力事業「コスタリカ共和国 観光地であるポアス火山周辺における住民主体の”火山マイスター”(火山減災リーダー)の育成プロジェクト」を実施している北翔大学の横山先生に活動をご紹介頂きました。
更に技術協力プロジェクト「参加型生物多様性推進プロジェクト」についても、分析ツールを用いて、現地でどのようなことに焦点を絞って見てくるのか、事前に調べておくべきことなどについて意見を出し合いました。

中川所長より、中進国を協力することの意義とは?

JICAはコスタリカによる周辺国への技術普及も支援します。

JICA北海道(札幌)中川岳春所長より、中進国となったコスタリカを今もなお支援する意義として、「コスタリカが周辺国に対して、自分たちが習得した技術を波及していくことを目指している」という説明がありました。参加する先生たちは、コスタリカ研修への期待と意欲をますます深めていきました。

マイクロティーチング実践!

マイクロティーチングでは、より質の高い参加型授業づくりを目指しました。

次に、参加する先生方が「コスタリカをテーマにした参加型授業づくり」として、2人1組の計5組のペアの先生がこれから行くコスタリカを調べて作成した教材を用いて、模擬授業を行いました。指導案を共有して、授業の良かったところや改善点について、先生方が互いに意見を出し合い、最後に教師海外研修アドバイザーが振り返りを行いました。
マイクロティーチングの回数が進むにつれて、より質の高い参加型授業づくりに向けて、積極的に意見交換し、互いに高め合うようになりました。

コスタリカ事情について、環境教育隊員からお話しを聞きました!

コスタリカの環境教育活動について、教えて頂きました。

【二日目】コスタリカにおいて、2023年4月~2025年4月に活動した環境教育隊員北條誠二郎氏がコスタリカ事情について講義を行いました。北條氏は環境教育隊員として、段ボールのリサイクルを推進したり、市役所の行う環境教育活動を子供たちに知ってもらうためのイベントを企画したことについて紹介されました。世界的にも、環境先進国として有名なコスタリカでの環境教育隊員の活動に、先生方は現地研修のヒントを探っているようでした。

最後はチームミーティングで締めくくりました!

現地でどんな交流をするのか、みんなで話し合いました!

最後にコスタリカ研修で訪問を予定している教育機関や海外協力隊の活動先で、どのような交流を行うのか、その役割分担や持参するお土産などについて話し合いました。先生たちはそれぞれの得意分野を活かして、様々な交流案やお土産のアイディアを出し合い、現地研修に向けて円滑に準備を進めていきました。

いよいよコスタリカへ!

みんなで集合写真を撮りました!

今回の事前研修では、コスタリカ事情・開発教育の授業作りなど、様々な内容を参加者の先生に学んでいただき、充実した実りのある研修となりました。先生方は積極的に多くの課題に取り組んでコスタリカ研修への意欲を高めている様子でした。

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