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2026年度教師海外研修(コスタリカ) 授業実践【室蘭東翔高校 後藤田 知恵先生】

2026.10.29

教師海外研修とは、開発教育/国際理解教育の実践と推進に意欲のある小中高校、高等専門学校、特別支援学校の先生が、JICAが支援する開発途上国に赴き、現地で得た知見を活かして教材を作り、日本国内での授業実践を行う研修です。

2026年度はコスタリカで現地研修を行いました。今回は室蘭東翔高校で行われた後藤田 知恵先生の授業風景をお届けします。

コスタリカの事例から学ぶエコツーリズム

授業全体の説明場面

2026年10月19日(月)、後藤田先生が勤務する室蘭東翔高校で、JICA教師海外研修の成果を活用した授業が行われました。授業は3年生を対象に、コスタリカの事例を参考に“室蘭エコツアー”を提案しよう」として実施されました。今回の授業では、コスタリカのエコツーリズムについて学びながら、環境保全と観光振興の両立という視点から、地域の観光資源の活用について考えることを目指しています。

授業の冒頭では、これまでの学習内容を振り返りながら、今回の活動では「環境」と「観光」を組み合わせたエコツアーの提案に取り組むことが説明されました。生徒たちは、「エコツーリズムとは何か」「コスタリカが環境保全を重視してきた背景」「持続可能な観光地づくりの考え方」「室蘭市の観光資源」など、それぞれ異なるテーマについて学習を進めました。

テーマごとに情報を整理し、グループで共有

ジグソー法によるグループ協議

生徒たちはまず、各グループ内で役割分担を行い、その後、同じテーマを担当する生徒同士でグループを作って資料の読み取りやワークシートの作成に取り組みました。担当テーマについて整理した情報を持ち帰った後は、元のグループに戻り、それぞれが学んだ内容を共有しました。その後、コスタリカにおける環境保全の取組やエコツーリズムの考え方、持続可能な観光地づくりのポイントなどについて情報交換を行いながら、理解を深めていました。

室蘭エコツアーの構想づくり

各グループを巡回しながら助言する後藤田先生

グループでの情報共有を踏まえ、生徒たちは室蘭市内のどのような場所を観光資源として活用できるか、また、どのような工夫を加えれば環境に配慮したエコツアーになるのかについて話し合いました。

今回の授業実践は、後藤田先生がコスタリカでの海外研修を通じて得た知見を活用し、国際的な事例と身近な地域課題を結び付けて考える内容となっていました。生徒たちは、担当した資料から得た情報を持ち寄りながら、コスタリカのエコツーリズムの考え方を室蘭市の観光資源と関連付けて検討し、環境保全と観光振興の両立について考えていました。

次回の授業では、各グループで話し合った内容をポスターにまとめ、室蘭エコツアーの企画として発表する予定です。それぞれのグループがどのような視点で室蘭市の魅力を捉え、環境に配慮したアイデアを形にするのか、完成したポスターを見るのが今から楽しみです。なお、生徒たちが作成したポスターは、後日JICA北海道のHPにて掲載する授業実践報告書に使用する予定です。

◆関連リンク:授業実践モニタリングリポート
◆関連リンク:教師海外研修

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