【ボランティア事業】JICA海外協力隊2025年度1次隊 自治体への派遣前表敬訪問及び帰国後表敬訪問
2025.07.25
JICA海外協力隊2025年度1次隊9名が7月7日(月)~17日(木)に青森県、秋田県、山形県、宮城県の東北4県と、八戸市、弘前市、大仙市、酒田市、仙台市、の5市町で派遣前の表敬訪問を行いました。また同時期に、2年間の協力隊活動を終えて帰国した隊員も山形県、宮城県、気仙沼市にて帰国表敬訪問を行いました。
JICA海外協力隊員は、出発時に住んでいる都道府県や市区町村の自治体を訪問し、派遣に向けた想いを伝えます。これは、地域を代表して派遣されることを再認識する大切な機会です。今年は海外協力隊派遣から60周年を迎えました。この特別な年に派遣される隊員たちは、各自治体の皆さまから温かいお言葉を頂き、送り出されました。受け入れてくださった自治体の皆さまに、心から感謝申し上げます。
JICA海外協力隊員としてチュニジア、マダガスカル、チリ、パラグアイに派遣される4名と、2年間の活動を終え、チリより帰国した1名が、青森県庁を表敬訪問しました。青森県の小谷副知事は、「各国の国民と貴重な時間を過ごし、青森県と世界との架け橋になってほしい。人生において貴重な経験になるので、ぜひ、個人の人生の飛躍としても、健康に気をつけてお過ごし下さい」と激励のお言葉を贈りました。
出発する4名の隊員は、これから赴任する国や予定している活動について説明し、協力隊を目指したきっかけなどを小谷副知事と熱く語り合いました。
最後に、小谷副知事から、協力隊60周年は一人ひとりの協力隊員が繋いだバトンの積み重ねであること、そのバトンをまた次へ繋げるよう頑張ってきてくださいと、エールを頂きました。
《青森県表敬訪問》
《八戸市表敬訪問》
《弘前市表敬訪問》
ニカラグアに保健師として派遣される隊員が、7月9日に秋田県庁、7月17日に大仙市役所を表敬訪問しました。表敬訪問では、活動の抱負や意気込みを述べました。秋田県の谷副知事からは「勇気とチャレンジ精神を忘れずに活動し、帰国後はその経験を秋田に還元してほしい」との激励のお言葉をいただきました。また、大仙市の老松市長からは、「どうか健康には気をつけてください。市の広報誌で現地活動レポートが読めることを楽しみにしています」との温かいメッセージをいただきました。
ニカラグアでの志が果たされることを、秋田から、東北からお祈りしています!
《秋田県表敬訪問》
《大仙市表敬訪問》
山形県酒田市出身のJICA海外協力隊の新隊員2名が、派遣前の表敬訪問のため、山形県庁と酒田市役所を訪問しました。県庁での訪問には、任期を終えて帰国した2名の隊員も同行し、活動の報告と感謝の意を伝えました。
新たに派遣される2名は、それぞれの任国での活動に対する強い意気込みを述べ、「山形県、そして酒田市で育った自分たちの文化や価値観を現地の人々に伝え、国際交流を深めていきたい」と語りました。吉村美栄子知事は、出発隊員・帰国隊員の話に熱心に耳を傾け、「皆さんの活動がそれぞれの任地に根ざしたものとなり、帰国後にはその経験を地域社会に生かしてほしい」と期待を寄せられました。
山形県の人々の温かな応援を胸に、出発隊員たちはそれぞれの地で活動に向けた第一歩を踏み出します。
山形から、皆さんのご活躍を心より応援しています。
《山形県表敬訪問》
《酒田市表敬訪問》
JICA海外協力隊としてキルギスとルワンダへ出発する2名と、2年間の活動を終えてベトナムとウズベキスタンから帰国した2名が、宮城県庁を訪れ、出発と帰国の報告を行いました。まず、出発する隊員に対して、小林副知事から「みやぎ絆大使委嘱状」が一人一人に手渡されました。小林副知事は、「宮城県の代表として、宮城の魅力を派遣国でぜひ発信してください。地域の課題を地域の人々と共に解決していただきたいです。健康と安全を第一に、現地で活躍してください」と温かい言葉を贈りました。
仙台市への出発表敬訪問では、お二人が派遣国や活動に対する熱い想いを郡市長に伝えました。その想いを聞いた市長からは、「活動を終えた2年後に、帰国報告を楽しみにしています」との優しいお言葉を頂きました。
ウズベキスタンから帰国した隊員は、出身地の気仙沼市役所も訪れ、帰国報告の表敬訪問を行いました。菅原市長は海外での勤務経験が豊富で、海外での生活や活動について関心高く、多くの質問をされていました。
《宮城県表敬訪問》
《仙台市表敬訪問》
《気仙沼市表敬訪問》
(報告者 JICA東北:佐藤、青森デスク:阿部、秋田デスク:千葉、山形デスク:工藤)
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