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【ボランティア事業】JICA海外協力隊2025年度2次隊 自治体への派遣前表敬訪問及び帰国後表敬訪問

#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.12.22

【ボランティア事業】JICA海外協力隊2025年度2次隊 ゆかりのある自治体へ派遣前表敬訪問及び帰国後表敬訪問を実施しました

JICA海外協力隊2025年度2次隊9名が11月25日(火)~12月17日(水)に東北4県(岩手県、秋田県、山形県、宮城県)と9市町(三沢市、花巻市、宮古市、羽後町、山形市、酒田市、石巻市、多賀城市、登米市)で派遣前の表敬訪問を行いました。また、2年間の活動を終え帰国した隊員4名が合同で、岩手県と宮城県へ帰国後表敬訪問を行いました。

JICA海外協力隊の隊員は、出発時に住所のある都道府県と市区町村の自治体へ表敬訪問を行います。自治体の首長や皆さまへ、派遣に向けた想いをお伝えすることで、地域を代表して派遣されることを再認識する大切な機会となっています。今年は海外協力隊派遣から60周年となりました。この節目の年に派遣される隊員一人一人に対し、各自治体の皆さまより温かいお言葉を頂き、送り出して頂きました。受け入れを頂いた自治体の皆さまには、心よりお礼申し上げます。
 ※12月8日深夜に起きた青森県沖を震源とする大地震の為、12月9日に予定されていた青森県庁への表敬訪問が中止となりました。一刻も早い復旧を願っています。

青森県

モンゴルに派遣されるコミュニティ開発の隊員が、地元の三沢市役所を訪れ、小檜山市長を表敬訪問しました。市長からは「活動終了後には、ぜひ三沢市でその経験を活かしてほしい」との激励の言葉をいただきました。モンゴルでの活動を通じて青森県の文化を広める機会を多く作り、青森県とモンゴルの架け橋となることを目指しますと、活動への意気込みを新たにしました。
 2年後のモンゴルでの活動報告を、青森で楽しみにしています。いってらっしゃい!

三沢市

《三沢市》

岩手県

JICA海外協力隊としてベトナムとドミニカ共和国へ出発する2名と、2年間の活動を終えてチリ共和国とマダガスカルから帰国した3名が、岩手県庁を訪れました。彼らは達増知事を表敬訪問し、出発隊員は活動内容や抱負を、帰国隊員は活動報告を伝えました。達増知事からは、一人ひとりに対して温かい言葉が送られました。 宮古市では、ベトナムへ出発する隊員が自身の出身地を訪れ、表敬訪問を行いました。ベトナムでの活動やJICA海外協力隊の参加への思いなどを伝え、中村市長からは「派遣先での貴重な経験を今後地域やこどもたちへつなげて欲しい」とお言葉をいだきました。
花巻市では、ドミニカ共和国へ出発する隊員が自身の出身地を訪れ、表敬訪問を行いました。ドミニカ共和国の社会情勢やこれまでの小学校教諭としての経験についてお話しし、上田市長からは温かいお言葉をいただきました。

岩手県

《岩手県》

宮古市

《宮古市》

花巻市

《花巻市》

秋田県

コロンビアに栄養士として派遣される隊員が、秋田県庁、羽後町役場、を表敬訪問しました。隊員からは活動の抱負、意気込みなどが述べられ、秋田県の谷副知事からは「現地では学びや楽しいことがたくさんあると思う。生活に慣れたらぜひ日本文化や秋田のPRをお願いしたい」と、羽後町の佐々木町長からは「どうか健康には気をつけて。現地でたくさんの良い出会いがありますように」と、それぞれ激励のお言葉をいただきました。
志が果たされることを秋田から、東北からお祈りしています!

秋田県

《秋田県》

羽後町

《羽後町》

山形県

セネガルにコミュニティ開発で派遣される隊員と、グアテマラに理学療法士として派遣される隊員が、山形県庁と地元自治体の山形市と酒田市へ表敬訪問し、派遣に向けた抱負を述べました。
山形県庁へ表敬した二人の隊員は、みらい企画創造部會田部長より温かい激励のお言葉を頂き、派遣国での活動への意欲を高めました。
山形市での表敬訪問では、佐藤市長に派遣前の意欲を伝え、佐藤市長からは地域を代表しての挑戦を励ます言葉が寄せられました。
酒田市での表敬訪問では、矢口市長へ伝えました。矢口市長から酒田市出身者が国際協力の場で活躍する事への期待するお言葉を頂きました。
山形県からいつも応援しています。いってらっしゃい!

山形県

《山形県》

山形市

《山形市》

酒田市

《酒田市》

宮城県

宮城県から3名の隊員が、出発前に宮城県庁をはじめとする地元自治体を表敬訪問しました。
宮城県庁では、小林副知事より「宮城絆親善大使」の委嘱状が授与され、これまでのべ548名がこの大使に任命されています。小林副知事は、「慣れないことも多いと思いますが、信頼関係を築き、充実した活動をしてほしい」と激励の言葉をいただきました。また、ナミビアから帰国した隊員へは、「協力隊の経験を活かして宮城県での活躍を期待しています」との言葉をいただきました。
多賀城市での表敬訪問では、深谷市長よりグアテマラへ出発する隊員に対し、「グアテマラでの活動を現地から多賀城市民に伝えてもらいたい。元気に二年間活動してきてください」と励ましのお言葉をいただきました。
石巻市での表敬では、齋藤市長がインドネシアで日本語教育に携わる隊員に「ぜひ頑張ってきてほしい」と力強い激励をいただき、オンライン授業での交流についても、期待が高まります。
登米市役所での表敬訪問では、ケニアで青少年の保護と自立を目指す活動をする隊員に対し、熊谷市長より「健康に留意し、活躍することを願っています」と温かい言葉を頂きました。
出発隊員のみなさん、2年後に宮城でお会いできるのを楽しみにしています!

宮城県

《宮城県》

多賀城市

《多賀城市》

石巻市

《石巻市》 

登米市

《登米市》

(報告者:JICA東北 佐藤、青森デスク 阿部、岩手デスク 多田、秋田デスク 千葉、山形デスク 工藤)

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