jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

【研修員の学校訪問】川崎市立橘高等学校を訪問!

6月26日(水)、JICA横浜で研修を行っている12名の研修員が川崎市立橘高等学校を訪問し、生徒のみなさんと交流をしました。

今回訪問したのは、「職業訓練の運営・管理と質的強化(A)」コースの研修に参加している、アフガニスタン、カンボジア、フィジー、イラク、ヨルダン、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、ルワンダ、南スーダン、スリランカ、ウガンダからの研修員です。

川崎市立橘高等学校では、研修員との交流を通じて、生徒たちが途上国への正しい理解を深め、世界には様々な英語が存在することを体験的に学ぶことを目標に研修員の訪問を受け入れています。

この日のために、慣れない日本語での自己紹介を練習し、最初は不安そうな様子も見られた研修員たちですが、大きな拍手で迎えられ、積極的にコミュニケーションを取ろうとする生徒たちの姿勢に、すぐに打ち解けることができました。

国際科1年生のクラスでは、グループに分かれて、けん玉やお茶、日本のお菓子なども体験しながら、お互いの国や文化について情報交換を行いました。「私の国にも同じような食べ物があるよ」「そういう習慣は私の国にはないかな」など、お互い様々な発見があったようです。続いてのICC部(International Cross-Cultural Committee)との交流では、英語を用いてのゲーム形式でのアクティビティが行われました。ルールの理解に研修員が戸惑う場面も見られましたが、生徒さんからの丁寧な説明で無事解決。チーム対抗で行われたゲームも大盛況となり、最後は時間を惜しみつつの終了となりました。

交流した生徒からは「いろんな国の方と話ができてよかった!」「途上国に対する見方が変わった」「また異文化交流したいと思った」等々の感想が聞かれ、学校からは「生徒にとって途上国に目を向けるよいきっかけになり、正しく異文化理解できる機会のため、今後もこのプログラムを実施したい」とのコメントがありました。

【画像】

日本文化紹介で、けん玉に挑戦しました

【画像】

日本のお菓子について説明を受けました

また、訪問した研修員からは、「素晴らしい経験だった」「本当の国際交流ができた」「今度は、私たちの国に来てほしい」などの感想と温かく迎えてくださった橘高等学校のみなさんへの感謝の言葉が聞かれています。

同時に、自国で職業訓練・教育に携わる研修員たちにとって、整理整頓され清潔に保たれた校内、ディスカッション・グループワーク形式の授業、放課後の部活動の様子等、日本の学校の様子を目の当たりにできたことも貴重な経験となったようです。

JICA横浜では「世界をもっと知りたい!」「自分に出来る国際協力」「途上国ってどんなところ?」にお答えするため、「研修員の学校訪問プログラム」をはじめ、様々な開発教育プログラムをご用意しております。詳しくは下記、関連リンクをご覧ください。

【画像】

校内の図書室を見学しました

関連リンク