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- 【研修員の学校訪問】川崎市立川崎高校を訪問!
11月5日(火)、JICA横浜で研修を行っている17名の研修員が川崎市立川崎高等学校を訪問し、生徒のみなさんと交流をしました。
今回訪問したのは、「職業能力開発行政」コースの研修に参加している、アフガニスタン、アンゴラ、カンボジア、ガーナ、インドネシア、マレーシア、マーシャル、モザンビーク、パキスタン、フィリピン、サウジアラビア、ソマリア、南アフリカ共和国、スーダン、ウガンダからの研修員です。
川崎市立川崎高等学校では、様々な文化背景を持つ研修員との交流を通して、生徒たちが互いの文化を理解する姿勢とともに、それぞれの国や社会が抱える課題に関心を持ち、主体的,協働的にその課題解決に向かう姿勢を涵養することを目標に研修員の訪問を受け入れています。
最初に交流をした1年生のクラスでは、グループに分かれた座談会で、お互いの国や文化について情報交換を行いました。座談会では、生徒たちからの質問に答えるだけでなく、「学校生活はどう?」「将来の夢は?」「私の国のこと知っている?」など研修員からも次々に質問が飛び出し、お互い積極的にコミュニケーションをとる様子が見られました。続けて行われた1年生有志の生徒たちとの交流では、グループごとに英語で校内を案内してもらいました。それぞれの国で職業訓練等を通じた人材育成に取り組む研修員たちにとって、日本の学校や生徒たちの様子を実感できる貴重な機会となりました。
交流した生徒からは、「『失敗するから成長ができる。だから恥ずかしがらないで』と言ってもらって、会話だけでなく文化の違いも楽しめた。これからもっと英語を頑張りたい」「国際社会で働くための心構えを教えてもらった。これからの人生で活かしていきたい」「世界の厳しい現実やその解決のために努力している人たちのことを知って、もっと自分も世界に目を向けて頑張らなければいけないと思った」等々の感想が聞かれました。学校からも「生徒にとって国際理解を深めるのに大変有意義なプログラムであり、今後もこのプログラムを実施したい」とのコメントがありました。
座談会の様子
校内見学
グループディスカッション
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