環境教育 齋藤 サムエル 匠さん
派遣期間:2024/2/7~2026/2/6
2024年より約2年間、ペルー北部ピウラ州スジャーナ郡役所 環境管理部にて、環境教育隊員として、教育機関や地域住民を対象に環境啓発活動を行いました。
私が暮らしていたスジャーナ郡は、オーガニックバナナ(食用バナナ)の栽培が盛んで、国内だけでなく海外にも出荷されています。一方で、バナナ農園で使用される害虫防除用カバーの不法投棄が課題となっており、街のさまざまな場所で見られる状況でした。
この課題に対して地域全体で問題意識を高めたいと考え、行政機関や地域企業に対して、使わなくなった害虫防除用カバーの回収率向上に向けた提案を行いました。また、教育機関では実際に回収したカバーを活用しながら、再利用の方法を伝える活動も行いました。
生徒たちと一緒に回収・洗浄し、筆箱や小袋づくりに挑戦する中で、「捨てられていたものが資源に変わる」瞬間を共有できたことは、活動の中で何より印象に残っています。
これらの取り組みを通じて、地域の環境意識の向上に貢献することを目指しました。
農園で使用されたカバーが、適切に処理されず放置されている現状
カバーを資源として再活用する地域企業の取り組みを視察
回収体制の強化に向け、行政と企業へ具体的な改善案を提案
地域の中学生とともに清掃活動を実施
再利用に向け、回収したカバーを丁寧に洗浄
廃棄物を資源として活用する体験型の環境教育
再利用の意義や具体的な方法について指導
身近なものへと再生し、環境意識の向上につなげる
活動の締めくくりとして、温かいお別れ会を開催していただいた。現地でかけがえのない仲間と出会うことができた貴重な時間