<オンラインセミナー> ボリビア・リベラルタとともに生きた日本人-下瀬甚吉-
掲載日:2025.10.20
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第五回(2024年度)JICA海外移住「論⽂」および「エッセイ・評論」のエッセイ・評論部門で最優秀賞を受賞された大島正裕さんにご登壇いただき、オンラインセミナーを開催いたします。本セミナーでは、受賞作品「ボリビア・リベラルタとともに生きた日本人-下瀬甚吉-」の内容を中心にお話していただきます。
■第五回(2024年度)JICA海外移住「論⽂」および「エッセイ・評論」受賞作品は以下よりご覧いただけます。
第五回 JICA海外移住「論文」および「エッセイ・評論」授賞作品発表 - 海外移住資料館
20世紀初頭のボリビア・アマゾンには、ペルーから移動してきた多くの日本人が、ゴム産業で一攫千金をあてようと移住しました。特にベニ県のリベラルタには多くの日本人が集まり、1918年には700名もの日本人が住んでいたとされています。当時リベラルタは、ゴム産業の中心地として栄え、日本人はゴム採取人、市内の小売店、あるいは郊外の農作業に従事し、町の中でもプレゼンスが高い状況でした。
この中に山口県出身の下瀬甚吉という人物がいました。慎み深く謙虚な甚吉は、ゴム景気が傾き、多くの日本人が町から流出した後もリベラルタに残り、地元社会と折り合いながら、忍耐強く日本人のプレゼンスを高めていくのに努力しました。厳しい時代も生き抜いたリベラルタの下瀬甚吉‐ボリビアの有名な詩人ペドロ・シモセの父‐に焦点を当て、地元社会に溶け込もうとしたある日本人の横顔を紹介します。
JICA横浜 海外移住資料館
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