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【研修実施】横浜市をはじめとした日本のバス事業運営を学び、自国の持続的な公共交通の運営に向けた課題解決を目指す~セルビアからベオグラード市公共交通部の職員 7 名が研修のため来日~

2023.01.17

【研修概要】
◆研修期間:2023 年1月17日(火)~1月25日(水)
 ※横浜市の滞在は1月17日(火)~22日(日)
◆研修参加者:7 名(ベオグラード市公共交通部職員)
◆神奈川県における主な研修先・協力先:横浜市交通局、東急バスなど

国際協力機構(JICA)では、2020 年 11 月から、セルビア共和国のベオグラード市の公共交通改善を目的とした、「ベオグラード市公共交通改善プロジェクト」を現地で実施しています。ベオグラード市は環境保全を重要課題とし、電気バスや環境に優しい公共交通システムへの移行、また初めての都市鉄道(地下鉄)の計画を進める一方、都市部の拡大や人口の増加が進む中、公共交通部門の財政は厳しく、適切な交通・路線計画の整備や環境基準を満たす車両の更新・導入が課題ともなっています。

今回の訪日研修プログラムでは市民の主要な移動手段である公共交通(バス、トラム、トロリーバス)の運行の効率化や運賃収受改善等に向けた取り組みを通じ、市公共交通部の能力強化を行い、同市が目標とする環境に優しい公共交通システムの構築への貢献を目指しています。神奈川県は複数の事業者がバスを運行し市民の足を担っており、バス事業者数及び路線数でも日本有数の県と言えます。また、横浜市では地下鉄とバスが相互にネットワークを形成しつつ、住宅地から観光地、商業エリアをめぐり、特にバスが市民の主要な交通モードとしての重要な役割を果たしています。

今般、プロジェクトで実施する研修プログラムに参加するため、ベオグラード市の公共交通部職員 7名が JICA 横浜に滞在し、神奈川県や横浜市をはじめとした日本のバス事業の運営について学ぶと共に、優れた日本の都市交通を見学します。

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