JICA課題別研修「海上犯罪取締り」コースが始まりました

2023.07.03

6月19日より課題別研修「海上犯罪取締り」が始まりました。今年度はインドネシア、マレーシアなど12か国から17名の研修員が参加しています。参加者は、アジア及びソマリア海賊対策をはじめとする海上犯罪取締りに必要な知識・技術 を講義、視察、実習を通して学びます。また、包括的な海賊対策や国際法に関する講義、薬 物、密輸、人身売買への対策を参加型で議論する机上訓練、航空基地への視察、不審船等検 査、鑑識の実技訓練など、海上での法執行能力強化に繋がる科目を多く含む研修プログラムと なっています。

本研修を通じ、参加国の海上保安体制や海上保安組織に所属する職員の能力を強化し、国 際人的ネットワークが強化され、『自由で開かれたインド太平洋(FOIP)』構想の下、地域の平和 と安定に貢献することが期待されています。

研修では約5週間にわたり、海上保安庁、海上保安大学校、海上保安庁第三管区の海上保安庁職員からの講義や巡視船乗船、墨田川造船会社などへの視察を行い、最後に各自の所属先である海上保安機構での業務向上や改善を目指すアクションプランを作成します。

開講式風景

【開講式風景】

開講式では海上保安庁三浦国際協力推進官、横浜センター 三田村次長から歓迎のあいさつがあり、研修員の紹介が行われ、海上保安庁協力の下、研修が開始されています。

【海上保安庁第三管区横浜海上防災基地前にて】

【海上保安庁第三管区横浜海上防災基地前にて】

【本年度研修員集合写真】

【本年度研修員集合写真】

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