【実施報告】国際理解入門セミナー“世界の入り口に立とう とびだせ!高校生2023”

2023.07.07

JICA横浜で2023年6月17日(土)に高校生世代向け国際理解入門セミナー「世界の入り口に立とう とびだせ!高校生2023-ともに考えるSDGs-」を実施しました。神奈川県内の高校から21名の参加がありました。

「世界の入り口に立とう—とびだせ!高校生」は、JICA横浜が毎年行っている高校生向けのプログラムです。今回は昨年度に引き続き、JICA横浜を会場として対面でのセミナーとなりました。今年はSDGsをテーマとして、研修員やJICA海外協力隊の経験者などと交流・意見交換をしながら世界の課題について考える機会となりました。

JICA海外協力隊(タンザニア)体験談と帰国後の活動

午前中は、JICA海外協力隊員としてタンザニアで活動された三戸勇輝さん(タンザニア/コミュニティ開発)を講師として迎え、JICA海外協力隊に参加するまでの経緯やタンザニアでの経験や学んだこと、またタンザニアから帰国後も現地と繋がりながら行っている活動などについてワークショップも交えて行いました。

ランチ交流会

お昼には、ナイジェリア、ソマリア、ソロモンから日本に技術を学びにきている3名の研修員や三戸さんを囲んでランチ交流会を行いました。研修員は民族衣装なども着用し、少人数のグループで交流しながら異文化を体験しました。加えて、英語での交流のみならず研修員の出身国におけるSDGsの取り組みなども学びました。

JICA 海外協力隊(ヨルダン)活動報告

午後、最初のプログラムは、ヨルダンでJICA海外協力隊員として活動している清水貴央さん(ヨルダン/体育)とオンラインでつながり、話を伺いました。実際に現在活動しているJICA海外協力隊員から国の事情や現地での活動内容を聞くのみならず、現地の様子を見て参加者自身が考えるワークショップを通して意見交換を行うなど、貴重な経験となりました。

海外移住資料館見学

次に、JICA横浜の2階の海外移住資料館に移動し、グループに分かれてSDGsの視点で案内をしていただきながら見学をし、移住の歴史や現在とのつながりについて学びました。その後、最後にグループで意見交換を行いました。

参加者の感想より(アンケートからの抜粋)

・様々な側面からJICAの世界での活動について知ることができました。

・グループディスカッションによって自分の考えをより深めたり、他の人の考えを知ることのできる良い経験になりました。

・海外移住の歴史、そこから見えてくる背景など海外移住資料館の見学から様々なことを教えていただきました。

・まだ自分には遠いと思っていたJICA海外協力隊を身近に感じることができてとても良かったです。自分も参加してみたいと強く思うようになりました。

・国際交流というと遠い存在のように感じていましたが、JICA海外協力隊員の方の話を聞いて自分にもできることがあるのだと思った。

・初めて会った人同士でも、同じ目標を持っていることでとても楽しくディスカッションをすることができました。

JICA横浜では、来年度も高校生世代を対象とした国際理解入門セミナーを実施する予定です!日程やプログラムが決まり次第、JICA横浜のウェブサイトやFacebookなどでご案内します。
次回のセミナーを楽しみにしていてくださいね!

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