課題別研修「スマートシティ実現に向けた手法・アプローチ」が終了しました!

2023.10.13

2023年9月22日に来日研修を開始した課題別研修「スマートシティ実現に向けた手法・アプローチ」が10月5日に終了しました。

今年度はブラジル、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ルワンダ、ベトナムの7カ国11名の研修員が参加し、研修は約2週間。日本のみならず各国のスマートシティの状況に詳しいパシフィックコンサルタンツ株式会社の協力のもと、まずは、国土交通省や内閣府からスマートシティの中央政府レベルの政策面を学びました。

具体的にはサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society) を意味する「ソサエティ5.0」という国レベルの政策を学びました。その上で自治体レベルで会津若松市が復興事業のシンボルとして2011年に始めたスマートシティプロジェクト(AiCTコンソーシアム)を学んだり、スマートシティの一環として2023年8月に開業したばかりの宇都宮のLRT(Light Rail Transit、軽量軌道交通)の乗車体験も行いました。

また、民間主導による「大丸有(東京・千代田区の大手町、丸の内、有楽町)」のエリアマネジメントについても学びました。研修の最後には、各自が帰国後、いかにスマートシティを実践していくかをアクションプランにまとめ、研修員からは「日本のスマートシティをそのまま適用するのではなく、自分たちの国に合った形で少しずつスマートシティの実現に向けて努力していきたい」との決意表明がありました。

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