【外国につながる児童の教育に携わるみなさまへのお役立ち情報】11か国の教育制度・学校文化ガイド集を取りまとめました
2024.04.09
JICA横浜では、東南アジア・南アジア・中南米各国のうち、神奈川県内の小中学校に多く在籍する11か国を対象として、各国の教育制度・学校文化に関する調査を実施し、ガイド集としてとりまとめました。
NEW 各国語版を作成しました!
JICA横浜では、東南アジア・南アジア・中南米各国のうち、神奈川県内の小中学校に多く在籍する11か国を対象として、各国の教育制度・学校文化に関する調査を実施し、ガイド集としてとりまとめました。
本ガイド集は、外国につながりのある児童・生徒の教育に携わる学校教育関係者やNPOの皆様が、以下のような場合などに、役立てていただけると考えています。
1.外国につながりのある児童が転入してくることになった。その児童の母国で受けてきた教育について事前に理解しておきたい。
2.外国につながりのある児童が算数の学習でつまずいている。母国でどこまで学習してきたのか、カリキュラムの内容を知りたい。
3.保護者との面談に臨むにあたって、日本と当該国の学校教育の制度や学校文化の違いを理解しておきたい。
4.日本と外国の教育制度や教育に関する情報を得たい。
異なる文化背景や制度を持つ外国につながる児童・生徒を受け入れるにあたって、当該国と日本双方の教育制度や文化を理解することは、互いを尊重し共に生きる社会においてとても重要です。本ガイド集が、日本で学び、生活する外国につながる児童・生徒がともによりよい環境で学びを続けられることに役立つことを願っています。
今後、この内容をより充実させるために、お気づきの点などありましたら、下記までご連絡をいただければ幸いです。
お問い合わせ先
JICA横浜 市民参加協力課
電話:045-663-3253(代表) メール:yictpp@jica.go.jp
*現地語版の作成について(2024年4月)
JICA横浜は、外国につながりのある児童・生徒を担当する教員の皆様の声を反映し、本ガイド集の各国語版を作成いたしました。
外国につながりのある児童・生徒支援を行う上で、保護者との意思疎通や相互理解が欠かせません。学校からの様々な連絡や説明、学習面・生活面に関する面談等を保護者と行う際に、教員や支援者は日本語版を、保護者へは現地語版を見せながら日本との違いを説明することで、保護者とのコミュニケーションに役立てていただければ幸いです。
現地語版についても、お気づきの点がございましたら、上記までご連絡ください。
scroll