【報告】2023年度JICA「多文化共生の文化」共創プログラム報告書が完成しました

2024.05.08

 JICAでは多文化共生に取り組む教育関係者を対象に「多文化共生の文化」共創プログラムを実施しています。
 3年目を迎えた2023年度は、JICA横浜を会場に全国の教員や教育委員会担当者18名が参加しました。 
 2 回、合わせて 3 日間のプログラムでは、多文化共生の専門家による講演、外国につながりのある方をお招きしての座談会、移住者がどのように移住先国の文化を尊重し共存を目指したかを学ぶため海外移住資料館の見学などを行いました。
 そして、「『多文化共生の文化』をつくるために私たちにできることは何か」をテーマに、参加者それぞれが経験や取り組み事例を共有し、抱えている課題について議論を重ねてお互いに学びを深めました。

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 この度、プログラムの成果物として「誰もが自分を発揮できる学校づくり ~多文化共生アイディアBOOK 2023~」が完成しました。本冊子は、プログラム参加者が、各々の経験や知見、そして研修での気づきや学びをもとに、学校や地域での「多文化共生の文化」作りに向けたアイディアをまとめたものです。
授業や学校内での実践、課外活動での取り組み、保護者や外部との連携、そして教員自身の学び等、たくさんのアイディアが掲載されています。多文化共生についての取り組みを学校で行いたい方、外国につながる児童・生徒を受け持っているという方、18名の先生方のアイディアがまとめられた本冊子をぜひご覧ください。

 また、2024年度も「多文化共生の文化」共創プログラムを実施予定です。詳細は近日中にHPに掲載予定です。

(プログラムの様子)

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