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国別研修「バングラデシュ船舶航行監視システム(VTMS)1」が終了しました

2024.06.18

バングラデシュのチッタゴン港湾庁から港湾分野の行政官3名が参加し、6月4日から6月13日まで10日間の研修が終了しました。

このコースはバングラデシュで実施されている円借款事業「マタバリ港整備事業」の附帯研修として、船舶航行監視システム(VTMS*)の実務研修が行われ、船舶の安全な入出港管理能力の向上を目指しています。研修では、国際臨海開発研究センター(OCDI)とMOLマリン&エンジニアリング株式会社の協力を得て、横浜港、神戸港、大阪港、清水港などを視察し、船舶航行監視システム(VTMS)に関する幅広い知識の習得を目指し、実地研修が行われました。

参加した研修員からは、「この研修で日本のVTMSのシミュレーションを体験し、横浜港、神戸港、大阪港、清水港を訪れ、様々な視察を行うことができ、大変有益でした。バングラデシュと日本では港湾管理の方法が異なりますが、今回の経験をバングラデシュで活用したいと考えています。また、バングラデシュでは日本と異なりVTMSの国家認証がありませんが、その認証制度の導入も今後の課題として捉えています。」という意見が寄せられました。

*VTMS:Vessel Traffic Management System

【画像】

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