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山梨県のJICA草の根協力事業 実施団体からの声を紹介します! (山梨県立大学 安藤勝洋さん/農村体験型ツーリズム推進のための青少年教育プログラム構築)

2024.09.04

団体名:山梨県立大学
所在地:山梨県甲府市
実施期間:2021年5月~2023年10月
対象国:ベトナム社会主義共和国
カウンターパート:ベトナム中央青年団国際協力局
事業担当代表者:プロジェクトマネージャー安藤勝洋さん

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プロジェクトマネージャー安藤勝洋さん

農村体験型ツーリズム推進のための青少年教育プログラム構築

ベトナムの農村地域は若者の人口減少等が課題で、地域資源を活用した観光に課題解決の期待がもたれています。JICA研修に参加した青年団員(青年団:ベトナムの青年組織)は、地域を活性化するための観光教育のアクションプランを提案しました。しかしベトナムではその経験が浅かったため、本学の観光教育や地域実践活動が役に立つと考え、農村体験型ツーリズムを推進するための青少年向け観光教育の構築を目指した事業を実施しました。

日本とベトナムの若い世代がグローカルな課題解決の過程を経験

国際政策学部安藤研究室にベトナムゼミを設け、約30名の学生がオンラインや現地に赴いて事業を運営しました。ベトナム人のカウンターパートが来日した研修の際には、甲府市内の中学校や高校と連携し、ベトナムの中学校とオンラインで繋いだ国際理解プログラムも実施しました。

観光ガイドグループによるツアー受入開始

地域の青年団に所属する中高校生が、地域資源の付加価値づけ、観光ツアー作り、SNS等を通じたPR動画の制作と配信等を行いました。現在では、地域の大人と一緒に観光ガイドのグループを作り、ツアーの受入れを始めています。中高生からは、観光に参加することにより地域の歴史文化や産業等を学ぶことができて面白く、今後も続けていきたいと感想を得ています。

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地域の観光資源を調査する青少年

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ツアーコンテストに参加した青少年と表彰式

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果樹園での資源調査と動画制作

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