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課題別研修「アフリカ地域都市上水道技術者養成」コースが終了しました

2024.11.21

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 10月21日から11月15日までの26日間、コートジボワール、ケニア、マラウイ、ナイジェリア、スーダン、タンザニアからの、6名の行政官を対象に研修プログラムが実施されました。コロナ禍以降、オンラインのみ、またはオンラインと対面の併用で行われてきましたが、今年度は5年ぶりに、日本で研修を行いました。


 横浜市水道局、横浜ウォーター株式会社にご協力いただき、日本の近代上水道発祥の地の横浜で、水道計画、管路更新計画、浄水処理、水質管理、メーター管理、無収水対策、料金・顧客管理、水需要予測、広報といった都市水道に関する幅広い知識を習得しました。研修の最後には、帰国後に研修員それぞれが職場で実施する「上水道のアクションプラン」を作成しました。


 このコースは、2008年のTICAD IV(第4回アフリカ開発会議)を契機に開始され、毎年実施されてきました。来年8月には再び横浜市でTICAD9(第9回アフリカ開発会議)の開催が決定しており、開催まで1年を切りました。研修期間中はアフリカからの研修員と横浜市の小学生との交流の機会もあり、「アフリカに一番近い都市 横浜」が動き始めています。


 研修員からは、「日本の水道行政がどのように実施されているのかを知ることができ、自国と比較し、どのようなことが自国で実施できるかを知ることができた。研修は教材も良く、技術的にも社会的にも多くを学ぶことができ、大変よかった。」という声や「無収水、計器、水道料金についての講義など初めて学ぶことも多くあり、非常に有意義な研修だった。」「研修は多くのことがカバーされていて、講義も研修環境も素晴らしく、このように日本で多くの新しい情報を学べたことは新鮮な驚きだった。講師はわかるまで説明してくれ、質問にもすべて答えてくれて満足している。この研修に参加できたことに感謝する。」などの声がありました。

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