課題別研修「港湾保安能力向上」が始まりました
2024.11.29
この研修プログラムは、11月22日から始まりました。今年度はカンボジア、ジブチ、マダガスカル、ミクロネシア、モザンビーク、チュニジア、イエメンから港湾分野に関わる行政官7名が参加し、12月13日まで約3週間にわたって実施される予定です。
このコースは2005年から始まり、毎年行われています。国土交通省の港湾局、国際臨海開発研究センター(OCDI)にご協力いただき、プログラムでは東京港、横浜港、名古屋港、広島港、神戸港、大阪港などを訪れ、実地での研修を含め、港の安全を守るために必要な幅広い知識を身につけることを目指しています。
2001年の同時多発テロ以降、国際海上輸送に関する保安対策は、国際的に重要な課題となっています。この研修では、港湾保安に関する国際的な動向や、我が国の最新技術、改正SOLAS条約(海上における人命の安全のための国際条約 )等により、各国が満たすべき基準、及びPDCAサイクル等、港湾保安施策を進めるために必要な知見を学びます。
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