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【研修員の学校訪問】横浜市立二つ橋高等特別支援学校で交流を行いました

2025.06.02

2025年2月12日(水)、横浜市立二つ橋高等特別支援学校に、海外から来たJICA横浜の長期研修員6名が訪問し、交流を行いました。
研修員はインドネシア、ボリビア、エチオピア、ウガンダ、南スーダン、コートジボワールから来日し、それぞれの国の開発課題を解決するために、日本の大学などで専門的な知識や技術を学んでいます。
担当の先生と生徒の皆さんから、交流に関する感想をいただきましたのでご紹介いたします。

当日の様子

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当日まで、生徒の皆さんは交流する研修員の出身国を調べたり、自己紹介の学習を重ねてきました。当日は4つのグループに分かれ、それぞれ英語で自己紹介を行い、続いて研修員から出身国や文化についての紹介をしてもらいました。生徒たちは事前に調べた資料をもとに、「この料理はどんな味がするのですか?」、「この渓谷みたいな場所はどこですか?」、「スペイン語を聞かせてもらってもいいですか?」など、様々な質問をしていました。そして、多くの生徒の皆さんがこの経験を通して外国への興味関心をさらに深めるきっかけとなったようです。

生徒からの感想:

  • 「交流することで、事前学習ではわからなかったこと、気がつかなかったことがたくさんありました。質問をすることで、その国の理解が深まりました。楽しかったです。この経験でこれからも他の国の人とも交流したくなりました。」
  • 「(交流した研修員の出身国は)日本と比べて主食が違ったり、動物がたくさん生息したりしていることを知ることができました。交流しているときは、相手に緊張感を与えないように笑顔で接することを意識しました。もっと外国のことが知りたいです。」

先生の感想:

私自身も過去に青年海外協力隊としてモロッコ王国で過ごし、現地の人々との交流を通して、改めて気がついたことがたくさんあり、興味関心が高まりました。『道徳科』における『国際理解、国際貢献』は、実際に相手を尊重できるようになることが大切にされています。最初は緊張していた生徒も研修員の皆さんの笑顔や優しい言葉がけのおかげで前向きに交流できました。研修員に敬意を払いながら、前のめりに目をキラキラさせながら話を聞いている生徒の姿も見受けられました。私はこうした生徒の世界観が広がる学習が大好きです。


JICA横浜では、研修員との交流プログラムを実施しています。ご興味ある方は、お気軽にお問合せください。

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