【インターンレポート】第1回:研修員の日本での挑戦がスタート ー来日オリエンテーションの様子ー
2025.12.04
みなさんこんにちは。JICA横浜研修業務課インターンの近藤です。
JICAでは、研修員受入事業を通じて、長期研修員が日本の大学院で修士・博士課程を履修し、母国の開発に貢献するための高度な知識や技術を習得する機会を提供しています。研修員は、学術・技術面だけでなく、日本での生活を通じた異文化体験も含め、幅広い視野を身につけていきます。横浜センターでは、現在56名の長期研修員を受け入れています。
この9月、新たに14か国から17名の研修員が来日しました!
出身国は、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ガーナ、ケニア、シエラレオネ、トンガ、ネパール、パプアニューギニア、ブルキナファソ、ミャンマー、リビア、レソト、南スーダンと多岐にわたります。
来日した研修員を対象に、研修業務課では4回にわたり来日オリエンテーションを実施しました。オリエンテーションは研修員同士の自己紹介から始まり、研修業務課の担当者より、日本での生活上の注意事項、諸手当の支給、健康管理に関する説明が行われました。また、到着時の健康確認としてX線検査も実施されました。長旅の疲れが残る中でも、研修員の皆さんは真剣に説明に耳を傾け、熱心にメモを取る姿が印象的でした。
昼食は横浜センター内の「ポートテラスカフェ」で堪能し、午後には希望者を対象にセンター周辺の街歩きを行いました。赤レンガ倉庫やワールドポーターズ、桜木町駅などを巡り、研修員たちは時折足を止め、思い思いの場所で写真を撮りながら、日本での新しい生活への期待に胸を膨らませている様子がうかがえました。
インターンとして来日オリエンテーションに参加し、研修員が日本で研究するという夢を叶えようとする姿や、それを二人三脚で支えるJICA職員の皆さんの様子を間近で見ることができました。日本での研修生活が実り多いものとなりますよう、心より応援しています。
街歩きの様子
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