【日系社会研修】ブラジル・ボリビアの医療制度は?日本との類似点・相違点は?
2025.12.08
日系社会研修員と佐久大学看護学部生が交流しました!
佐久大学のご協力のもと実施している日系社会研修「地域保健医療福祉-病院から地域へ多職種によるチーム医療福祉」コース。本コースは約1か月の研修期間で、長野県佐久市や上田市にて病院や医療福祉施設の視察等を通じ、病院と地域における介護医療サービスとの連携や多職種チーム医療・地域包括システムを学びます。そしてこれらの知見を、中南米地域における高齢者ケアに役立てることを目的として実施しています。今年度はブラジル・ボリビアから医師・看護師・理学療法士・言語聴覚士など多職種の研修員8名が参加しています。
12月1日(月)、研修員と佐久大学看護学部2年生の皆さんとの交流会を開催しました。研修員からは、各国の概要や医療福祉制度・体制の説明、さらに自身の仕事内容などを紹介。その後、学生の皆さんとグループに分かれて質疑応答を行いました。
研修の講義や視察では出会えない日本の学生との交流は研修員にとって貴重な時間となりました。
また、学生の皆さんからは多くの感想が寄せられ、中南米と日本の相違点・類似点を知ることにより、日本の良さを改めて認識したり、反対に日本にはまだないものが中南米にはあることを知るきっかけになったとの声がありました。国際看護の視点を持つ契機にになったという声も聞かれました。
皆さんからの感想の一部を以下で紹介していますので、ぜひご覧ください。
佐久大学の皆さん、ありがとうございました!
研修員よりブラジルのSUS(公的医療制度)の説明
ブラジルのアマゾナス州で先住民の診察に従事している研修員(写真最右)が現地の様子を説明しました。ウィトト族の衣装を着用しています。
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