未来のまちづくりを担う14名が学び合う —スマートシティへの理解を深める研修が終了—
2026.01.15
課題別研修「都市課題解決のためのスマートシティアプローチ」が終了しました。
本研修は、11月20日から12月8日まで実施しました。今年度は14カ国から14名の研修員が参加し、各国が抱える都市課題の解決に向けて最新の知見を共有しました。
研修は、日本国内のみならず世界のスマートシティ動向にも精通するパシフィックコンサルタンツに受託・実施いただきました。スマートシティは比較的新しい概念であり、技術革新に合わせて日々進化を続けています。日本における国の推進施策や導入の進捗については国土交通省などの講師から学ぶとともに、川崎市や千葉県睦沢町の取組事例を取り上げ、都市の規模や地域性に応じた多様なアプローチへの理解を深めました。
宇都宮市では、2023年8月に開業したLRT(新世代型路面交通システム)への試乗も行いました。公共交通を核としたまちづくりの効果や、利用者視点を踏まえた運行・街路デザインを現地で確認しました。
また、横浜市が主催する「アジア・スマートシティ会議2025」において、横浜市立大学のセッションに参加しました。同大学と国立高雄大学の学生による発表を受けて、ベトナムおよびインドネシアの研修員が、自国やASEAN地域の状況を踏まえたコメントを述べ、学術・行政・実務が交差する場で各国の現状や課題、実装に向けた着眼点を相互に共有しました。
そして、これら一連の学びを踏まえて、各研修員が帰国後に各国で実施していく「スマートシティ・アクションプラン」を作成し、研修最終日に発表しました。
研修員からは、
「修士課程で理論を学んでいたが、具体的なスマートシティの実例を知ることができ、非常に勉強になった。」
「講義、ワークショップ、視察がバランスよく配置されていて、大変有益なプログラムだった。」
「アジア・スマートシティ会議2025に参加し、世界のスマートシティの潮流を知ることができた。」
といった意見が寄せられました。
JICA横浜は、こうした学びを各国の都市での取り組みに生かし、より良い未来のまちづくりにつながることを期待しています。
閉講式にて
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