
企画展示
「『衣』を通じて見る世界」

開催期間:2017年9月19日から2018年1月12日
JICA地球ひろばでは、2017年9月19日(火曜日)から2018年1月12日(金曜日)までの期間、企画展示「『衣』を通じて見る世界−ファッションをミライのアクションに−」を開催します(最終日は12時閉館)。
私たちが着ている服の多くは開発途上国でつくられています。
その生産地や製造現場では、農薬使用による環境問題や、安い賃金で働く人々の労働環境、さらに児童労働など、さまざまな課題があるかもしれません。また、使われなくなった衣服が大量に捨てられるという問題もあります。
一方でこうした課題に対してさまざまな取り組みもおこなわれています。人や環境に優しい素材を使う、フェアトレードを通して生産者に十分な賃金や適切な労働環境を確保する、捨てられるはずだったものを活用するなど、生産者・生産地に配慮したファッションもあります。
この企画展では、私たちにとって身近なファッションを通じて、世界の状況、課題やその解決に向けた取り組みについて知っていただき、より良い世界の実現に向けて何ができるのか考えるきっかけにしていただけたらと思います。
※企画展示「『衣』を通じて見る世界」のご案内チラシはこちらよりダウンロードできます。
展示物をご紹介します。
「めくってみよう!あなたの服はどこでつくられたもの?」

あなたが着ている服は、どこでつくったものなのか考えたことがありますか?シャツ、スカート、くつなどイラストをめくると、どこでつくられたのか、またファッションを取り巻く世界の状況が見えてきます。
「ファッションの課題」ボックス

ミニジオラマ風の展示物を見ながら、生産、製造の現場、消費する人々、それぞれのファッションにまつわる課題について考えてみましょう。そして、それぞれの課題を解決するためのアプローチについても見てみましょう。
「お買いものゲーム」
1万円以内で買えるファッション製品を選んで、セルフレジ型のマシンに読み込ませます。すると、あなたのファッションに対する傾向がわかります!?
「ファッションのさまざまな取り組み」
出展協力20団体のさまざまな取り組みやビジネスを紹介しています。実際にさわることのできるファッション製品も多数展示。途上国支援、社会貢献、エシカル・ファッション・ブランド、途上国発のブランドなどなど…