Mr. Hari Purnama（ハリ　プルナマさん）

自己紹介をお願いします。

ハリ・プルナマです。インドネシアのバンドン出身です。友人からはハリと呼ばれます。私の母は高校の数学教師です。父はすでに亡くなりました。27歳の姉と11歳の弟がいます。私は結婚しており、子どもが一人います。家族は皆バンドンに住んでいますが、落ち着いたら金沢に来てもらいたいと思っています。

私はいわゆる左脳派で、細かい点に注意を払うので、友人には完ぺき主義者で理論的、批評家的な人間だと言われます。私は社交的で、グループワークを楽しんだり、おしゃべりをしたり、考えや気持ちについて語りあうことが好きです。子どもの頃から漫画やアニメを通して日本についてたくさん学び、日本が好きになりました。そしていつか日本に行きたいと思っていたことが実現しました。
私は民間企業で働いた後、バンドン工科大学知識ソフトウエア工学研究グループの講師となり、現在金沢大学の情報セキュリティ研究室で学んでいます。

このプログラムに参加した理由と将来の展望、そしてどんな研究をしているか教えてください。

私は今情報セキュリティ研究室で研究を行っています。研究テーマはIoTのためのセキュリティです。
IoTは、今日人間を取り巻く環境のあらゆる側面の改善に関わっています。セキュリティとプライバシーは多くの人が直面とする重大な課題です。様々な種類の攻撃から保護できる信頼性の高いIoTシステムを構築することが非常に重要です。

私は日本についてどんなことでも学びたいと思っています。特に日本の文化活動についても学びたいと思っています。研修終了後ポスドクとして研究を続け、その後インドネシアの所属機関に戻り、情報セキュリティ分野で、日本の大学との連携をするなどして、研修成果を活かしたいと考えています。

日本での生活はどうですか？

日本での学びは私の期待通りです。私たちは素晴らしい研究環境に恵まれています。
私は日本で生活していて、自然が大切されていて、感謝をしていること、道にはゴミが見当たらず、ごみは細かく分別されていることに驚きました。日本人はフレンドリーで、礼儀正しく、時間に厳しく、自立心が強く、尊敬します。日本ではこれまで犯罪にあったことがなく、私がこれまで訪れたどの場所よりも安全な場所だと思っています。