Mr.Khant Nyar Paing(カント ニャー パインさん)

自己紹介とあなたの故郷の紹介をお願いします。

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大きな雪だるまとパインパインさん

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世界一と言われる寝釈迦像

私の名前は、カント ニャー パインです。パインパインと呼んでください。
私はミャンマー出身です。家族は父、母、妹です。少しシャイなところもありますが、仲良くなったらとてもフレンドリーです。バスケットボールをするのが好きです。また、音楽を聴いたり、作ったりするのも好きです。高校卒業後は、ヤンゴン工科大学で電力工学を学びました。もともと数学と物理が好きで、エンジニアになりたかったです。工学の学士号を取得した後、来日し、現在金沢大学でプラズマ応用を学んでいます。修士号を取得した後は、日本の半導体メーカーに就職したいと考えています。そのために、今、日本語も勉強しています。
私の母国はミャンマーです。美しい国であり、さまざまな民族が独自の文化や伝統を持ち、多様性に富んでいます。かつては天然資源に恵まれた黄金の国でした。しかし、現在のミャンマーは、悲劇的な出来事により、不幸な状態に陥っています。
私の故郷はモーラミャインというところです。モーラミャインは、ミャンマーの南部のモン州にあり、湿度は高いですが、世界一大きな寝釈迦像がある美しい街です。モン州には、主にモン族とビルマ族が住んでいます。

あなたの研究について教えて下さい。また将来の展望も教えてください。

私の研究テーマは、半導体デバイス製造業界におけるプラズマの応用分野です。研究室では、先生の指導のもと、半導体製造における従来のプロセスを、環境にやさしく、デバイスへのダメージが少ない新しい技術に置き換えるための研究を行っています。より良いものにし、産業界で応用できるようにがんばっています。
私がこのプログラムに参加した理由は、インターンシップを経験し、日本の企業への就職活動に役立てたいからです。日本の学生生活を体験しながら、プラズマ工学の知識の幅を広げ、夢の日本企業への就職を目指したいと思っています。

日本の印象を教えてください。

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見渡す限り雪という景色には驚いたそうです。

ミャンマーでの大学生活と日本での大学生活には多くの違いがありますが、共通する部分も多くあります。日本での講義などはとても面白いですが、難しい面もあります。研究活動にはより多くの自由があると思います。先生方や先輩方は、私の研究活動や日本での私生活にとても協力的です。また、金沢大学には多くの留学生が在籍しています。私は留学生委員会に入って、ミャンマーから新しく来た留学生のサポートを行ったりしています。日本の大学での学生生活は想像以上に楽しく、とてもいい経験になっています。