帰国青年が大活躍!
石川からも強力バックアップ!
2007年10月、フランス語圏アフリカ(ニジェール、ガボン、コンゴ民主共和国、マダガスカル)から、青年22名が日本の理数科教育を学ぶために来日しました。受け入れて頂いたのは、小松市国際交流協会の皆さん。交流協会の皆さんは、事前に青年海外協力隊OBの話を聞くなどしてアフリカの学校の様子を熱心に勉強され、関連する教育関係機関の皆さんと協力して、理数科教育に関する研修を練って頂きました。
来日した青年たちは、とても熱心に研修を受け、学校の理数科教育の現場や博物館などで大いに学んでいました。特に、石川県教育センターでは、身近にある材料を用いた実験器具の作成方法を新たに検討してご指導頂き、青年たちは簡易顕微鏡の作成などを習得しました。
その後、ワークショップを通じて指導を受けた青年たちは、研修で学んだことを帰国後に活用するための具体的な活動計画を作成し、帰国していきました。
それから二ヶ月。ニジェールから参加していた青年たちは、帰国後、日本で学んだ簡易顕微鏡の作成方法を同僚に伝えるための研修会を行いました。(詳細こちら)
この研修会、現地で大きな反響を呼び、簡易顕微鏡の作成が、授業に導入される機運が高まりました。
しかし、ニジェールでは、顕微鏡の材料となるビーズがなかなか入手できません。その状況を知った石川県教育センターから、なんと顕微鏡を約30万台も作れる量のビーズ(4kg)をお譲り頂きました!
「帰国した青年が、研修の成果を活用して頑張ってくれているのを聞くと、とても励みになる」と、小松市国際交流協会の皆さん。
「研修で学んだことを活かしてくれているのは、嬉しいし、こちらの刺激にもなる。」と石川県教育センターの皆さん。
帰国した青年たちのこれからの活躍に、ますます期待しています!